総合商社特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き

総合商社特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き

本記事は、総合商社からの転職を検討している方々を対象にしています。職務経歴書は、応募者の経験やスキルを効果的にアピールするための重要な書類です。 この記事では、職務経歴書の各セクションの作成方法とポイントを詳しく解説しています。総合商社からよくあるキャリアパスや、各キャリアパスごとにアピールすべきポイントをご紹介しているため、職務経歴書作成の参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.総合商社向け職務経歴書の作成ガイド
    1. 1.1.職務要約
    2. 1.2.職務経歴
      1. 1.2.1.【定量的な実績】
      2. 1.2.2.【アピールポイント】
    3. 1.3.活かせる経験・資格・知識・技術
    4. 1.4.自己PR
  2. 2.総合商社のよくあるキャリアパス
    1. 2.1.管理職・マネジメントへの昇進
    2. 2.2.新規事業の立ち上げ
    3. 2.3.海外赴任
    4. 2.4.大手総合系コンサルティングファーム
    5. 2.5.外資系コンサルティングファーム
    6. 2.6.戦略系コンサルティングファーム
    7. 2.7.日系PEファンド
    8. 2.8.外資PEファンド
    9. 2.9.【投資銀行】
    10. 2.10.【スタートアップ】


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総合商社向け職務経歴書の作成ガイド

職務要約

	職歴書の解説(総合商社)①

【職務要約】は、採用担当者が最初に目にする重要なセクションです。ここでは、あなたがどのような業務を経験し、どのような実績を上げてきたのかを端的かつ明確に示しましょう。

  • 定量的な実績を強調: 数字を用いて具体的な成果を示します。例えば、「年間売上目標の110~125%を安定して達成」したことや、トレーディング業務だけでなく「新規事業投資に関する調査業務にも関わった」経験などを記載すると、実績と経験の幅が客観的に伝わります。


職務経歴

	職歴書の解説(総合商社)②

【職務経歴】セクションでは、これまでの職務内容や実績を詳細に記載します。

  • 定量的な業務量: 業務の規模感を示すため、具体的な担当社数や日々の業務量を記載します。例えば、「担当顧客数:常時約30社(国内20社/海外10社)」や「1日の業務イメージ:メール対応20~30件、商談1~2件」といった数値が指標となります。
  • 取扱規模: 担当していた商材の売上規模を示すと、実績がより具体的に伝わります(例:「年間売上 6.2億円」)。
  • 担当領域: どのような商材(例:「産業用化学品(溶剤・原料)」)や地域(例:「エリアは日本、東南アジア、北米」)を担当していたのかを記載することで、経験の幅と専門性を示すことができます。

【定量的な実績】

  • 年間売上や大型案件を記載する: 達成率に加え、具体的な「年間売上」や、「東南アジア市場で1億円規模の大型案件成約」といった特筆すべき成果を記載すると、高く評価されやすくなります。

【アピールポイント】

  • 施策内容の記載: 実績に至った背景を、課題・施策・結果のセットで具体的に記述します。「顧客の業界動向や在庫状況まで踏まえて最適な提案を行うことで、長期的な信頼関係を構築し、安定して売上目標を超過達成した」など、自身の営業スタイルと成果を結びつけて説明しましょう。


活かせる経験・資格・知識・技術

このセクションでは、応募先企業で活かせる経験や資格、知識、技術を具体的に記載します。これにより、採用担当者にあなたの能力を効果的にアピールすることができます。

  • 関連性のあるスキルを記載: 志望先企業が求めるスキルに関連する経験や資格を優先しましょう。「トレーディング業務の実行力」や「事業投資に関する初期調査・分析」は商社ならではの重要なスキルです。 また、「TOEIC 850点」や「貿易実務検定B級」などの専門資格も有効なアピール材料になります。


自己PR

	職歴書の解説(総合商社)③

自己PRは、あなたの強みや仕事に対する姿勢をアピールする重要なセクションです。ここでは、具体的な業務の実績や経験を基に、自分自身を効果的に表現することが求められます。

  • 仕事に対するこだわりや強み: 自身の強みを具体的なエピソードと共に示します。例えば、「目の前の業務にとどまらず、『どうすれば顧客の期待を超えられるか』を常に考え、先回りして行動する『自走力』」といったテーマで、自身の主体性をアピールすると効果的です。
  • アピールできる経験: 強みを証明する具体的なエピソードを交えて説明します。「原料価格の高騰局面では、代替商材の提案や契約条件の見直しを提案し、顧客満足と利益確保の両立を実現した」といった、環境変化に柔軟に対応した経験は、あなたの価値を客観的に伝えます。


職務経歴書バナー(総合商社)


総合商社のよくあるキャリアパス

総合商社のよくあるキャリアパス

総合商社の法人営業職は、グローバルな商流を担いながら、原材料や製品の調達・販売、事業投資など多岐にわたる業務を経験できる職種です。業界・業種を横断して培われる交渉力、プロジェクト推進力、戦略的思考力は、さまざまなキャリアに応用が可能です。本記事では、総合商社の法人営業から目指せる代表的なキャリアパスをご紹介します。マネジメントや新規事業立ち上げ、海外赴任といった社内でのキャリアアップに加え、コンサルティングファーム、PEファンド、投資銀行、スタートアップといった他業界への転職例についても具体的に解説していきます。

【同業界でのキャリアアップ 】

【コンサルティングファーム 】

【PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド) 】

【投資銀行】 
【スタートアップ】


管理職・マネジメントへの昇進

アイキャッチ(総合商社→キャリアアップ)

総合商社の法人営業職として経験を積んだ後は、同業界の管理職・マネジメント職へのキャリアアップが現実的な選択肢として挙げられます。マネジメント職では、売上や利益の責任を負いながら、営業戦略の立案や実行、チームの育成・評価、部門間連携の推進など、組織全体の成果に対してより広範な視点で業務を行うことが求められます。また、プロジェクト単位での意思決定や経営層との連携も増え、個人プレーヤーから組織を導く立場へと役割が変化します。マネジメント職を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • マネジメントの経験
    • ピープルマネジメント:部下やプロジェクトメンバーの目標設定、進捗管理、評価の経験
    • プロジェクトマネジメント:各プロジェクトのタスク管理、進捗管理、リスク管理、問題解決の経験
  • 営業戦略の立案と実行
    • 市場分析や顧客ニーズに基づいた戦略設計の経験
  • 若手人材の育成
    • OJTや社内研修を通じた人材育成の実績
  • 部門間の調整・連携
    • 他部署との連携を通じた課題解決や業務推進の実績
  • 数値責任と成果創出の経験
    • 売上や利益に関するKPI達成に向けた施策と実績

【例文】

営業チームのパフォーマンス向上を目的に、個々のメンバーのスキルや得意領域を可視化し、それぞれに合ったターゲット戦略を設計しました。チーム全体で重点顧客の再定義を行い、担当の再配置と営業方針の再設計を実施。その結果、1年で部全体の売上を前年比135%、利益を120%まで向上させることに成功しました。
加えて、若手メンバーの育成にも注力し、営業プロセスの分解やロープレを通じた支援体制を整備。個人の成長がチーム成果につながる環境づくりを行い、新卒配属1年目のメンバーが半年以内に初受注を獲得するなど、育成成果も具体的に表れました。
新規事業の立ち上げ


新規事業の立ち上げ

	アイキャッチ(総合商社→新規事業)

総合商社の法人営業職で得た知見やネットワークを活かし、同業界における新規事業の立ち上げに携わるキャリアパスもあります。新規事業では、事業アイデアの創出から市場調査、ビジネスモデルの設計、パートナー開拓、社内調整、予算管理、収益計画の策定など、多岐にわたる業務を担います。営業経験で培った市場感覚や顧客ニーズの理解力、プロジェクト推進力が大きく活きる分野です。加えて、既存事業とのシナジー創出や、将来的な事業化に向けたスピード感のある意思決定も求められます。新規事業の立ち上げを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 市場・顧客ニーズの発掘力
    • 顧客接点を通じた潜在ニーズの把握と分析
  • 仮説構築と検証のスキル
    • 新しい商材やサービスの価値検証プロセスの経験
  • プロジェクト推進力
    • 社内外の関係者を巻き込んだプロジェクト運営の経験
  • 収益性のシミュレーション・分析力
    • 粗利・販管費などの観点から採算性を分析・提案
  • 事業企画書・提案資料の作成経験
    • 新規事業案を経営層へ説明するための資料作成やプレゼン経験

【例文】

顧客から得た課題感や市場動向をもとに、既存ビジネスにとらわれない提案活動を行い、その中で新規事業のタネとなるテーマの発掘を行ってきました。特に、商材Aを通じた既存産業への横展開の可能性に着目し、業界調査と実現可能性の検討を行った上で新規サービス案を提案。社内調整を経て試験的なプロジェクトとして実行に移し、半年で導入先10社を確保し、1,200万円の売上を創出しました。
また、仮説構築・検証のスピードを重視し、現場の声をもとに3案の事業アイデアを短期間で立案・検証。社内外の関係者を巻き込んだ調整や情報共有を重ねながら、実行可能性の高いプランを選定・収益計画へ落とし込む一連のプロセスを担当しました。こうした経験を通じて、新しい価値を創り出す事業立ち上げの手応えを掴んできました。


海外赴任

アイキャッチ(総合商社→海外赴任).

総合商社の法人営業職として経験を積んだ後は、海外拠点への赴任というキャリアアップの選択肢もあります。海外赴任では、現地法人の営業責任者や事業管理者として、輸出入の取引実務に加え、現地パートナー企業との交渉、現地市場の開拓、事業戦略の立案・実行など多岐にわたる業務を担います。加えて、文化・商習慣の違いを踏まえた柔軟な対応力や、グローバル視点での意思決定力が求められる場面も多くあります。営業経験で培った対人スキルや課題解決力は、海外の現場でも活かされる要素となります。海外赴任を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 海外取引や多国籍パートナーとの対応経験
    • 英語での業務対応、メール・会議・資料作成等の経験
  • 異文化への適応力・柔軟な対応力
    • 海外出張を通じて培った異文化・商習慣の違いへの柔軟な対応経験
  • 自立的な業務遂行能力
    • プロジェクトマネジメントにおけるオーナーとしての推進・意思決定経験
  • 収益・業績管理の実績
    • 担当エリアにおける売上・粗利向上の実績、新規マーケットの開拓・売上創出の経験
  • マネジメント経験
    • ピープルマネジメント(チーム内での育成)
    • 社内外パートナーとの協業体制の構築・管理経験

【例文】

海外の顧客との取引拡大を目指し、輸出案件の受注獲得に向けて現地パートナーとの連携体制を構築しました。現地の商習慣や価格感、意思決定のスピード感を分析し、提案内容や交渉スタンスを柔軟に調整。結果として、新規での年間契約3件を受注し、対象商材の輸出売上を前年比160%にまで引き上げることができました。
また、商談における英語での交渉や資料作成もすべて自身で対応し、現地メンバーとの連携やスケジュール管理を主導。時差や文化の違いによる認識のズレを防ぐため、定期的なレビュー会議と簡易レポートによる情報共有を行いました。こうした取り組みを通じて、異文化への適応力と、海外業務における推進力を身につけてきました。


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大手総合系コンサルティングファーム

	アイキャッチ(総合商社→大手総合系).

総合商社の法人営業で培った幅広い業界理解、プロジェクト推進力、課題解決力を活かし、大手総合系コンサルティングファームへ転職するケースも増えています。総合系ファームでは、業務改善やDX支援、新規事業立案、サプライチェーン最適化、海外展開支援など、多様なテーマでクライアントの経営課題に向き合います。現場目線と経営視点の両方を持ち、クライアントと伴走しながら変革を実現する力が求められます。商社出身者は、複数のステークホルダーを巻き込みながら意思決定を進めた経験が高く評価されます。大手総合系コンサルティングファームを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 業界横断的な知識と提案経験
    • 複数の業界や事業領域を跨いだ営業経験
  • 課題解決型営業スキル
    • 顧客課題を抽出し、最適なソリューションを企画・提案した実績
  • プロジェクト推進経験
    • 社内外の関係者を調整しながら目標達成に導いた経験
  • ロジカルな資料作成と提案力
    • データに基づいた提案書作成とプレゼンの実績
  • 業務改善・コスト削減の実行力
    • 業務フロー見直しによる改善提案・実行の経験

【例文】

取引先の課題を深掘りし、業務改善提案により継続的な取引拡大につなげる取り組みを行ってきました。ある中堅メーカーでは、非効率な受発注・在庫管理が課題となっており、現場ヒアリングと業務フロー分析を通じて改善策を提案。システム活用と運用変更を組み合わせた施策を実行することで、在庫回転率を20%改善し、年間で500万円のコスト削減を実現しました。
プロジェクトの過程では、社内外の関係者との調整・合意形成を主導。提案資料は業務別に分解し、課題と解決策をロジカルに整理して経営層に提示することで、社内決裁を迅速に得ることができました。このように、構造的な課題発見と解決策の提示を一貫して行う力を、コンサルティング業務でも発揮できると考えています。


外資系コンサルティングファーム

	アイキャッチ(総合商社→外資系)

総合商社の法人営業で培った論理的思考力や提案力、グローバルなビジネス経験を活かし、外資系コンサルティングファームへのキャリアアップを目指すケースも増えています。外資系ファームでは、短期間で高い成果を求められるプロジェクトにおいて、クライアント企業の経営課題に対して戦略的な打ち手を提示し、実行支援まで担います。成果志向・スピード重視の文化の中で、情報収集・分析からプレゼン資料作成、社内外の合意形成に至るまで、一気通貫で対応する力が求められます。高い英語力や国際的な知見や経験も評価される要素です。外資系コンサルティングファームを希望する場合は、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 論理的思考力と問題解決力
    • 複雑なビジネス課題を分解し、最適な施策を導き出した経験
  • 定量的な分析とレポーティングスキル
    • 売上データや業務指標の分析に基づく提案経験
  • スピード感のある意思決定と実行力
    • タイトな納期の中で複数案件を並行推進した経験
  • 英語を用いたビジネス対応力
    • 海外クライアント・パートナーとの折衝、資料作成、会議運営
  • 多国籍チームとの協働経験
    • 異文化理解と共感力を活かしたチーム推進経験

【例文】

業務課題を抽出・構造化し、データをもとに改善施策を立案・実行するスタイルを貫いてきました。とある取引先では、サプライチェーンにおける在庫過多とリードタイム長期化が課題となっており、出荷データと倉庫滞留状況を分析。改善案として在庫管理フローの見直しとシステム導入を提案・実行し、リードタイムを30%短縮、滞留在庫を20%削減する成果を上げました。
短期間での現状把握と仮説検証を繰り返す中で、クライアントの意思決定を後押しするプレゼン資料の作成や経営層との直接交渉も担当。英語での会議や報告書作成を行い、海外拠点との連携も自ら主導しました。高い成果を求められる環境で鍛えた実行力と、戦略的な視点をもって臨む姿勢は、貴社においても活かせると考えています。


戦略系コンサルティングファーム

アイキャッチ(総合商社→戦略系)

総合商社の法人営業で培った事業構想力、交渉力、情報収集・分析スキルは、戦略系コンサルティングファームへのキャリアアップにもつながります。戦略系ファームでは、企業の中長期的な経営課題に対し、業界構造分析や成長戦略の立案、新規事業の設計、グローバル展開支援など、経営トップに近い立場で提言と実行支援を行います。論理的思考力に加え、仮説構築力、スピーディな情報整理、定量・定性の両面からの課題把握が求められます。グローバルな商取引や投資に関わってきた総合商社出身者は、そのスキルと視座が高く評価される傾向にあります。戦略系コンサルティングファームを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 事業戦略構築の経験
    • 中長期的な視点での事業計画・市場開拓の立案
  • 仮説思考と検証のスピード感
    • 不確実性の高い状況下での意思決定経験
  • 高度なリサーチ・分析スキル
    • 業界構造や競合動向のリサーチ、財務・収益性分析
  • 経営層への提案経験
    • 分析結果を基にした経営レベルでの提案資料の作成とプレゼン
  • 多国籍・多業種のステークホルダーとの調整経験
    • クロスボーダー取引や多部門協業を通じた交渉・調整スキル

【例文】

取引先双方の中長期的な成長を見据え、業界全体の構造変化を踏まえた上流提案に注力してきました。特にエネルギー領域では、再生可能エネルギーの台頭による事業転換期にあたり、各国政策・技術動向・競合戦略をリサーチ。そこから顧客に対して中長期的な調達・供給戦略を提案し、約15億円規模の大型契約を獲得しました。
この案件では仮説を基にしたシナリオ分析を繰り返し、経営層への提案資料を論点整理・財務数値を交えて構成。現場との利害調整や国際部門との調整も行いながら、3か月で実行可能な戦略提言としてまとめあげました。ロジックと現場のリアリティを両立させながら進める力は、貴社でも通用すると考えています。


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日系PEファンド

	アイキャッチ(総合商社→日経PE).

総合商社での法人営業経験を活かし、日系プライベート・エクイティ(PE)ファンドへのキャリアアップを目指す人も増えています。日系PEファンドでは、未上場企業への投資実行、投資先企業の経営支援、バリューアップ施策の立案・実行、EXIT(売却・IPO)戦略の構築といった業務を担います。商社で培った事業を見る目、財務数値への感度、経営層との折衝経験は、投資先企業と信頼関係を築き、成長を支援するうえで大きな武器となります。加えて、M&Aや事業再生の現場においても、現場を動かす実行力が強く求められます。
日系PEファンドを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 投資対象となる企業の目利き力
    • 業界構造・財務・成長可能性を踏まえた評価経験
  • 事業改善・収益性向上の提案経験
    • 営業改善やコスト削減施策による成果創出
  • 経営層との折衝・提案スキル
    • 意思決定者へのデータを活用した提案・交渉
  • 財務・KPIの理解と活用
    • 財務三表や指標を基にした課題分析と打ち手の提示
  • 実行力・推進力
    • 多部門を巻き込んだプロジェクトの完遂経験

【例文】

担当企業の営業不振が続く中、収益構造の見直しが必要と判断し、商品別の採算性分析を実施。粗利率の低い商品群の整理と、需要の伸びる高付加価値製品へのリソース集中を提案・実行しました。結果として粗利率は15%から23%に改善し、年間利益は前年比で1.8倍まで増加しました。
提案に際しては、売上や費用構造、在庫回転率など複数指標を用いながら、課題と改善余地を経営層へ論理的に提示。現場との連携を図りながら改革を進めた結果、従業員の業務負荷も10%削減され、定着率向上にもつながりました。収益改善と組織活性化の両立を実現するこのような取り組みは、投資先企業のバリューアップにおいても再現可能な強みと考えています。


外資PEファンド

アイキャッチ(総合商社→外資系PE).

総合商社の法人営業で得た事業評価力やファイナンス知識、クロスボーダー案件対応力は、外資系プライベート・エクイティ(PE)ファンドでも強く求められるスキルです。外資PEファンドでは、成長ポテンシャルの高い企業への投資実行、PMI(買収後統合)の推進、グローバル展開の支援、EXIT戦略の構築などが主な業務となります。日系PEファンドと比較して、財務・収益性へのフォーカスがより強く、スピード感ある意思決定と成果創出が重視されます。投資先経営陣との関係構築力や、定量的根拠に基づいた提案力も重要です。外資PEファンドを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 投資・財務に関する実務理解
    • PL/BS/CFを用いた収益構造分析・経営提案の経験
  • グローバル案件の経験・語学力
    • 英語を用いた資料作成・交渉・レポーティングの実績
  • 収益改善・バリューアップの実績
    • 売上・粗利向上、コスト最適化による利益改善事例
  • プロジェクトマネジメントスキル
    • 多部門を巻き込んだ推進・合意形成の実績
  • スピード感と精度の両立
    • タイトな納期下での仮説構築・分析・実行経験

【例文】

中長期的に利益が頭打ちとなっていた既存顧客に対し、全製品の収益性を精査し、高付加価値製品への集約戦略を策定。営業体制の再構築と価格改定の実行により、粗利率を18%から26%に引き上げ、年間営業利益は前年比210%を記録しました。
また、経営層に向けては財務三表とKPIを連動させたレポートを作成し、利益改善シナリオのロジックを提示。英語を用いたプレゼンテーションや、海外本社との交渉・合意形成も自身が主導しました。短期間で成果を求められる環境下でも冷静に戦略を設計し、実行まで完遂するスタイルは、貴社でも再現可能な強みだと考えています。


【投資銀行】

アイキャッチ(総合商社→投資銀行)

総合商社の法人営業職で得た事業分析力、交渉力、財務知識は、投資銀行(Investment Bank)へのキャリアアップにも活かされます。投資銀行では、M&Aのアドバイザリー、資金調達(株式・債券)、企業価値評価、財務モデルの構築などが中心業務です。クライアントは経営層が多く、高度な財務知識に加え、スピードと正確性、論理的な資料作成力が求められます。グローバル案件も多く、商社で培った国際業務経験や実務的なビジネス感覚も高く評価されます。投資銀行への転職を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 企業財務の理解と実務経験
    • 損益・貸借・キャッシュフローの観点から事業収益性を分析した経験
  • 提案型営業と交渉力
    • 経営層へのロジカルな提案と条件交渉の経験
  • 定量的分析・資料作成スキル
    • 財務データをもとにした提案資料や投資判断資料の作成
  • クロスボーダー案件の実績
    • 海外企業との交渉や契約実務、語学力(英語)
  • スピードと正確性の両立
    • タイトな納期での分析・アウトプット経験

【例文】

顧客の事業再編に際し、複数部門の統合に伴う資本効率の改善をテーマに提案を行いました。部門別PLとバランスシートを精査し、不要資産の整理と収益性の高い事業への集中を提言。結果としてROEが8.2%から13.5%へ改善し、投資判断の迅速化・経営意思決定のスピード向上にも貢献しました。
この提案にあたっては、財務指標や企業価値の変動要因を定量的に分析し、改善シナリオをパターン別に整理。経営陣とのディスカッションを通じて短期間で合意形成を図りました。海外グループ企業との調整・交渉も担当し、英語での財務報告資料作成とプレゼンテーションを行いました。数字に基づく説得力とスピードを両立させる提案力は、投資銀行業務でも十分に通用すると考えています。


【スタートアップ】

総合商社の法人営業で培った事業開発力、マルチタスク対応、交渉力は、スタートアップでの業務にも強く活かされます。スタートアップでは、営業・企画・アライアンス・事業戦略・オペレーションなど幅広い業務を担うことが多く、自ら課題を特定し、施策を立案・実行する推進力が求められます。意思決定のスピードが速く、変化の激しい環境においては、商社で鍛えられた柔軟な対応力や関係者との巻き込み力も武器となります。社内外の多様なステークホルダーと連携しながら、ゼロから価値を創る経験ができる環境です。スタートアップ企業への転職を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 新規事業や企画立案の経験
    • 顧客課題から新たな商流や収益モデルを設計した経験
  • 幅広い業務への対応力
    • 営業・調達・渉外など多様な業務を横断的に担当した実績
  • スピード感ある意思決定と実行力
    • 仮説を立てて検証・改善を繰り返すPDCA推進力
  • 関係者を巻き込む調整力・交渉力
    • 社内外を巻き込んだプロジェクト推進経験
  • 高い当事者意識と自走力
    • 決められた進め方がない中でも自ら考え、成果を出す行動力

【例文】

既存商流に依存しない事業拡大を目指し、新たな販路の開拓と提携先の発掘に注力。市場調査と競合分析をもとに業界ニーズを整理し、提携候補10社にアプローチ。3社と業務提携契約を締結し、新規案件での売上が半年間で2,800万円を超えました。
提案から契約、オペレーション構築、社内調整までを一貫して担当。顧客の業務フローに合わせた個別対応を柔軟に行い、業務開始初月からスムーズな立ち上げに成功しました。制約条件が多い中でも、スピードと柔軟性を意識した実行力と、全体最適を見据えた提案力を発揮してきました。多様な業務を主体的に担ってきた経験は、貴社でも価値を発揮できると考えています。

以上が総合商社の法人営業職からよくあるキャリアパスとアピールポイントです。
自分のスキルの棚卸しが難しいと感じる場合や、各職種の詳しい仕事内容や求人情報が知りたい方はこちらからご相談ください。

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監修/武 拓矢
監修/武 拓矢
関西大学文学部総合人文学科 卒業。 大学卒業後、商社にて法人営業を経験し、大手人材紹介会社へ転職。 RA/CA業務、マネジメント、新規事業立上げを経験し、株式会社セレブリックスへ転職。 営業特化の転職エージェント「SQiL Career Agent」の事業立上げにマネージャーとして入社。

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