メーカー営業特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き

メーカー営業特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き

本記事は、メーカーの法人営業からの転職を検討している方々を対象にしています。職務経歴書は、応募者の経験やスキルを効果的にアピールするための重要な書類です。 この記事では、職務経歴書の各セクションの作成方法とポイントを詳しく解説しています。なお、今回は例として住宅設備機器メーカーの職務経歴書の書き方を取り上げます。メーカーの法人営業からよくあるキャリアパスや、各キャリアパスごとにアピールすべきポイントをご紹介しているため、職務経歴書作成の参考にしてください。

目次[非表示]

  1. 1.メーカーの法人営業向け職務経歴書の作成ガイド
    1. 1.1.職務要約
    2. 1.2.職務経歴
      1. 1.2.1.【定量的な実績】
      2. 1.2.2.【アピールポイント】
    3. 1.3.活かせる経験・資格・知識・技術
    4. 1.4.自己PR
  2. 2.メーカーの法人営業のよくあるキャリアパス
    1. 2.1.管理職・マネジメント
    2. 2.2.同業界の専門商社へのキャリアチェンジ
    3. 2.3.業界特化のコンサルティング
    4. 2.4.製造業向けのITプロダクトを扱っているスタートアップ
    5. 2.5.IT/SaaS業界の営業職(インサイドセールス)
    6. 2.6.IT/SaaS業界の営業職(フィールドセールス)
    7. 2.7.人材紹介(RA/CA)


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メーカーの法人営業向け職務経歴書の作成ガイド

職務要約

	職歴書の解説(住宅設備機器メーカー)

【職務要約】は、採用担当者が最初に目にする重要なセクションです。ここでは、あなたがどのような業務を経験し、どのような実績を上げてきたのかを端的かつ明確に示しましょう。

  • 定量的な実績を強調: 数字を用いて具体的な成果を示します。例えば、「5年連続で売上目標を120%以上で達成」したことや、その結果として「社内表彰やエリア内トップクラスの実績を複数回獲得」したことなどを記載すると、実績が客観的に伝わります。


職務経歴

職歴書の解説(住宅設備機器メーカー)②

【職務経歴】セクションでは、これまでの職務内容や実績を詳細に記載します。

  • 定量的な業務量: 業務の規模感を示すため、具体的な行動量を記載します。例えば、「1日あたりの商談・訪問数:平均5〜8件」といった数値が指標となります。
  • 商材単価の記載: 扱っていた商材の価格帯を記載すると、採用担当者があなたの実績をより具体的にイメージしやすくなります(例:「単価:約60〜120万円/案件」) 。
  • 担当顧客: どのような顧客(例:「ハウスメーカー・工務店・リフォーム会社・販売代理店」)に提案を行っていたのかを記載することで、経験の幅と専門性を示すことができます 。

【定量的な実績】

  • 受賞歴や売上実績を記載する: 達成率に加え、具体的な「年間売上」や、「新人賞」「優秀営業賞」といった受賞歴を記載すると、実績の客観性が増し、高く評価されやすくなります 。

【アピールポイント】

  • 施策内容の記載: 実績に至った背景を、課題・施策・結果のセットで具体的に記述します。「自社製品は高価格帯であったが、迅速・丁寧な対応力を武器に信頼を獲得し、『価格競争に頼らない“選ばれる営業”』のスタイルを確立した」など、自身の工夫と成果を結びつけて説明しましょう 。


活かせる経験・資格・知識・技術

このセクションでは、応募先企業で活かせる経験や資格、知識、技術を具体的に記載します。これにより、採用担当者にあなたの能力を効果的にアピールすることができます。

  • 関連性のあるスキルを記載: 志望先企業が求めるスキルに関連する経験や資格を優先しましょう。「高価格帯商材の提案力と価格競争に頼らない営業スタイルの確立」や、「提案資料・業務フローのテンプレート化による業務改善経験」は、再現性のあるスキルとして有効なアピール材料になります 。


自己PR

職歴書の解説(住宅設備機器メーカー)③

自己PRは、あなたの強みや仕事に対する姿勢をアピールする重要なセクションです。ここでは、具体的な業務の実績や経験を基に、自分自身を効果的に表現することが求められます。

  • 仕事に対するこだわりや強み: 自身の強みを具体的なエピソードと共に示します。例えば、「信頼関係構築力」をテーマに、「ただモノを売るのではなく、相手の要望や課題を丁寧に汲み取るヒアリング力と、迅速な対応力を軸に営業を行ってきた」とアピールすると効果的です 。
  • アピールできる経験: 強みを証明する具体的なエピソードを交えて説明します。「Excelのテンプレートを活用して提案資料を標準化し、1件あたりの提案作業時間を約30%削減した」といった、自主的な業務改善の経験は、あなたの価値を客観的に伝えます 。


	職務経歴書バナー(メーカーの営業職)


メーカーの法人営業のよくあるキャリアパス

メーカーの営業職のよくあるキャリアパス

メーカーの法人営業職は、製品知識や業界理解をもとに、顧客の課題解決に寄り添う提案型営業が求められる職種です。製品の企画・設計・生産など社内の多部署と連携しながら、企業のモノづくりを支える重要なポジションでもあります。その経験は、同業界でのキャリアアップはもちろん、専門商社やコンサルティング業界、製造業向けITスタートアップなど幅広い選択肢につながります。本記事では、メーカーの法人営業職から目指せる代表的なキャリアパスをご紹介し、それぞれの魅力や活かせる経験を詳しく解説していきます。

【業界知識を活かしたキャリアパス】

【他業界の営業職へのキャリアパス】


管理職・マネジメント

	アイキャッチ(メーカー営業→管理職)

メーカーの法人営業職として経験を積んだ後は、同業界における管理職・マネジメント職へのキャリアアップが現実的なステップとなります。マネジメント職では、営業戦略の立案やKPI管理、部下の育成・評価に加えて、部門間の連携や業務改善の推進など、組織全体の成果を最大化する役割を担います。顧客対応力や製品知識に加え、チームを導くリーダーシップと戦略的思考が求められます。プレイヤーとしての成果に加え、いかにチームとしての成果を生み出せるかが問われるポジションです。
マネジメント職を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • メンバーの特性を踏まえた目標設定と進捗管理
    • 適性・スキルに応じたKPI設定とフォロー体制の構築経験
  • 売上向上に向けた営業戦略の立案と実行
    • 顧客分析に基づくターゲット選定とアプローチ手法の見直しによる成果創出
  • 若手社員の育成と営業スキル定着支援
    • ロールプレイやOJTを活用した教育体制の設計と運用経験
  • 部門・拠点・工場・開発との調整とプロジェクト推進
    • 複数部門間の意見調整を通じた製品開発や納期調整の推進実績
  • KPI分析に基づく改善施策の立案と実行
    • 売上・受注率・案件単価等を基にしたプロセス改善とその成果定量化

【例文】

営業部門の売上が伸び悩む中で、重点顧客のターゲティング精度と営業活動の再現性に課題を感じ、営業戦略の見直しを実施。メンバーごとの強みを分析し、担当企業の再編と案件管理シートの運用を始めました。その結果、前年同時期と比較して部門売上は約132%、受注率は20%改善しました。
また、新卒社員や経験の浅いメンバーの育成強化にも取り組み、週1回のロープレと同行営業を通じて支援を実施。営業プロセスの型化とスキルの平準化を図ったことで、商談の契約率が10%向上し、案件のリピート率も5%改善。個人だけでなくチーム全体の底上げを意識したマネジメントに取り組み、組織としての成果創出につなげてきました。


同業界の専門商社へのキャリアチェンジ

	アイキャッチ(メーカー営業→専門商社)

メーカーで法人営業として経験を積んだ後、同業界における専門商社へのキャリアアップを目指すケースも多く見られます。専門商社では、より多様な製品群や仕入先・顧客を相手に、川上から川下までをつなぐ商流全体の最適化が求められます。メーカーに比べて商材の幅が広く、顧客ニーズに応じた柔軟な提案や調達力が必要とされる一方、業界知識や製品理解を活かした提案力も強みになります。交渉力やコーディネーション力に加え、スピード感ある対応も重視されます。専門商社を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 製品知識に基づく提案型営業の経験
    • 顧客課題に対し、製品の仕様や用途を踏まえた最適提案を行った経験
  • 川上(製造側)との連携を含む営業活動
    • 生産部門や技術部門と連携した納期調整・製品仕様のすり合わせ実績
  • 顧客ニーズに応じた調整力・対応力
    • カスタマイズ対応や短納期依頼など、イレギュラーな要望への柔軟な対応経験
  • 継続的な顧客フォローを通じたリピート受注の獲得
    • 定期訪問やアフターフォローによる信頼関係構築
  • 複数案件を並行して管理・推進した経験
    • タイトな納期や関係各所の調整を含む営業スケジュール管理

【例文】

顧客との取引拡大を目指し、ニーズの変化に合わせた製品提案と供給体制の見直しを実施。従来は特定製品の単一提案に留まっていたところを、用途別の複数製品を組み合わせた提案形式に変更し、年間取引額は1,200万円から2,100万円(175%増加)に拡大しました。
さらに、納期や価格の調整においては、社内の製造部門や仕入先との連携体制を強化し、要望対応のスピードを短縮。月次訪問と不具合対応を通じて信頼関係を深め、継続取引と紹介受注の獲得にもつながりました。多方面と調整しながら提案をまとめあげる力と、現場に寄り添った対応力を強みとしてきました。


業界特化のコンサルティング

	アイキャッチ(メーカー営業→コンサルティング)

メーカーの法人営業で培った業界知識や商流理解、顧客ニーズへの対応力を活かし、製造業界に特化したコンサルティングファームや専門組織へのキャリアアップを目指すケースが増えています。業界特化型のコンサルティングでは、製造業における調達・生産・営業・サプライチェーンの改善、DX導入支援、新規事業開発支援など、現場と経営をつなぐ支援が求められます。メーカーでの実務理解が深い人材は、実行可能性の高い提案ができる点で強みとなり、クライアントからの信頼を得やすいポジションです。
業界特化のコンサルティング職を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 製造業における業務全体の流れに対する理解
    • 調達から生産、販売に至るまでの業務知識・実務経験
  • 顧客課題を把握し、最適な提案に落とし込む力
    • 現場ヒアリングと提案設計の経験
  • 売上・利益に直結する営業改善の実績
    • 営業プロセス見直しによる成果創出経験
  • 部門横断のプロジェクト推進経験
    • 生産・開発・品質など複数部門との連携実績
  • データを用いた課題分析と施策立案の経験
    • 売上・粗利・納期などの定量データを用いた分析と施策実行

【例文】

営業の属人化が課題となっていた中で、営業活動の可視化と改善に取り組み、案件管理と分析を可能にする営業支援ツールの導入と運用を推進しました。受注率や案件進捗の見える化によって課題を特定し、対応の優先順位付けを行ったことで、受注率は30%から47%へと改善しました。
また、営業と生産の調整がネックとなっていた納期遅延の削減に向けて、営業側の情報共有フローを再設計。顧客要望の変更点をリアルタイムで共有する体制を整備し、納期遅延率を15%から6%に削減しました。現場起点で課題を抽出し、定量的に改善策を実行してきた経験は、貴社においても再現性のある強みと考えています。


製造業向けのITプロダクトを扱っているスタートアップ

アイキャッチ(メーカー営業→スタートアップ)

メーカーの法人営業としての業界知識や現場理解を活かし、製造業向けのITプロダクトを展開するスタートアップへのキャリアアップも有力な選択肢です。スタートアップでは、プロダクトの営業(インサイドセールス/フィールドセールス)、導入支援/アップセル・クロスセル(カスタマーサクセス)といった役割があり、業界の課題や顧客の業務フローを理解した上での提案力や伴走力が重視されます。変化が速くスピード感が求められる一方で、裁量の大きさや業界課題を根本から解決できる魅力があります。
スタートアップ企業への転職を目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 製造業の製造から販売までの一連の業務プロセスの理解
    • 調達、製造、品質、営業など一連の流れを把握したうえでの提案経験
  • 顧客課題に対する提案型営業の実績
    • 単なる製品売りではなく、課題解決型の提案により導入を後押しした経験
  • 社内外のステークホルダーとの連携・調整力
    • 開発・製造部門と連携し、顧客要望をプロダクトへ反映させた経験
  • テクノロジーに対する理解や関心
    • 顧客管理ツール(CRM)やデジタル営業支援ツールを活用し、データ分析に基づいた提案プロセスの改善に取り組んだ経験
  • 複数案件を同時進行したプロジェクト推進力
    • 商談フェーズに応じた対応と社内外の進行管理

【例文】

営業活動における業務効率の低さに課題を感じ、社内の商談管理・顧客管理フローの改善に取り組みました。具体的には、各営業担当が個別に管理していたExcelシートを統合し、顧客情報・提案履歴・受注見込みを一元管理するフォーマットを設計・導入。これにより、案件の進捗可視化と共有が可能となり、対応の遅れや重複提案を防止。導入から3ヶ月で受注率は15%増加し、提案スピードは平均2営業日短縮しました。
また、共有された情報をもとに、製造・品質管理部門と連携しながら提案の精度を高め、顧客満足度の向上にもつなげました。現場起点での業務改善と提案成果の両立に貢献してきた点が自分の強みです。


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IT/SaaS業界の営業職(インサイドセールス)

アイキャッチ(メーカー営業→IS)

メーカーの法人営業で培った提案力や業界理解を活かし、IT業界などのインサイドセールス職へキャリアアップするケースが増えています。インサイドセールスは、電話やメール、オンライン商談ツールを活用して見込み顧客へのアプローチや案件化を担う役割で、フィールドセールスやマーケティング部門との連携が重要です。営業プロセスの効率化やスピード感を重視する環境の中で、課題把握力やコミュニケーション力、顧客データを活用したアプローチ設計が求められます。インサイドセールスを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 顧客ニーズを短時間で引き出すヒアリング力
    • 初回接触で課題を把握し、次回提案につなげた経験
  • 電話・メールを活用した非対面での商談対応
    • リモートでの提案やフォローを通じた案件獲得実績
  • 見込み顧客の育成と案件化プロセスの経験
    • 定期接点による関係構築と案件化率の改善実績
  • 顧客情報を基にしたアプローチ設計力
    • CRMや管理シートを活用した効果的な提案内容の構築
  • マーケ・営業間の連携経験
    • 展示会・資料DLなどホットリードへの即時対応と連携実績

【例文】

売上目標の達成に向け、過去2年以上取引のなかった休眠顧客への再アプローチ施策を自ら提案・実行しました。顧客データを業種別に整理し、課題仮説を立てた上で、電話やメールによる個別アプローチを実施。アポイント獲得率は従来比1.5倍となり、月間の商談件数は20件から35件に増加しました。
また、過去の提案履歴やニーズの把握に基づいた再提案により、商談の質を高め、売上は昨対比120%を達成。非対面での関係構築力と、数値目標から逆算した営業プロセスの改善力を活かし、成果につなげてきました。

☞インサイドセールスの仕事内容についてはこちら
インサイドセールスとは? 特徴や必要なスキル、どんな人が向いているのかを解説!


IT/SaaS業界の営業職(フィールドセールス)

	アイキャッチ(メーカー営業→FS)

メーカーの法人営業で培った提案力や商材理解を活かし、SaaSやITプロダクトなどを扱うフィールドセールス職へのキャリアアップも注目されています。フィールドセールスは、マーケやインサイドセールスから受け取ったリードに対して、課題ヒアリングから提案、クロージングまでを担う役割です。顧客の課題に応じてソリューションを設計し、導入の意思決定を支援するため、高い提案力・ヒアリング力・関係構築力が求められます。スピード感と成果志向が重視される職種です。フィールドセールスを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 顧客課題を深掘りし、解決策を設計した提案営業の経験
    • 製品知識に基づき、課題に即した提案を行い成約につなげた経験
  • 案件の初回商談からクロージングまで一貫して担当した経験
    • ヒアリング・提案・見積・契約までの一連のプロセス管理
  • 商談スピードを意識した対応とリードタイムの短縮実績
    • 案件の早期獲得に向けたフロー見直し・関係構築の工夫
  • 顧客の社内関係者を巻き込んだ提案・調整力
    • 複数部門にまたがる課題に対して提案を通じた調整の経験
  • 中長期的なリレーション構築による継続受注の実績
    • 定期訪問とフォローにより取引規模を拡大した実績

【例文】

既存顧客の取引単価向上を目指し、課題ヒアリングから製品提案までの一連の営業プロセスを見直しました。ヒアリング時には、業務フローや社内運用、発注タイミングまで詳細に確認し、単なる製品提案ではなく、業務全体の効率化を実現する構成へと提案を再設計。これにより、平均単価は35万円から54万円へと向上しました。
また、導入後のサポートや改善提案を通じて継続受注にも貢献。定期的なフォローにより信頼関係を構築し、顧客1社あたりの年間取引額は約140%に拡大しました。業務全体に踏み込んだ課題分析と提案力、案件を継続的に育てていく関係構築力を強みとしています。

☞フィールドセールスの仕事内容についてはこちら
フィールドセールスとは?業務内容やインサイドセールスとの違い、キャリアパスを解説!


人材紹介(RA/CA)

アイキャッチ(メーカー営業→RA_CA)

メーカーの法人営業で培った提案力や業界理解、顧客対応力を活かし、有形商材の営業から無形商材を扱う営業へのキャリア転換として、人材紹介業界へのキャリアアップを目指す方も増えています。人材紹介では、企業側の採用支援を行うRA(リクルーティングアドバイザー)と、求職者の転職支援を担うCA(キャリアアドバイザー)のいずれか、または両方を担当します。業務では、顧客の課題ヒアリング、求人要件の整理、マッチング戦略の設計、転職希望者への面談・フォローといった対応が求められます。コミュニケーション力やヒアリング力、スピード感のある提案力が活かせる領域です。人材紹介でのRA/CAを目指す場合、以下のスキルや経験をアピールすることで、実績の再現性が高いと認められるでしょう。

  • 顧客との関係構築力と継続的なフォロー経験
    • 顧客の要望変化に対応し、長期的な信頼関係を構築した実績
  • 顧客の課題を引き出すヒアリング力
    • 潜在的なニーズを引き出す提案の設計と商談経験
  • 複数案件の同時進行とスケジュール管理能力
    • タイトな納期の中で複数対応したプロジェクト推進経験
  • 複数部門との調整を通じた要件整理力
    • 社内外の関係者と連携し、商談内容を具体化した経験
  • 顧客への価値提供に向けた提案ストーリー構築力
    • 顧客業務や状況を把握したうえでの提案資料設計経験

【例文】

顧客の購買プロセスに変化が見られ、従来の製品提案だけではニーズに対応することができなくなったことを受け、課題解決型営業へのシフトを図りました。商談前に業界の採用動向や他社の取り組みをリサーチし、初回商談では「現場の課題に人がどう関わっているか」を起点としたヒアリングに注力。
結果として、業務負荷の偏りや属人化といった背景課題を顕在化させ、業務効率化につながる製品を複数提案。1社あたりの取引点数は平均2.1倍、継続契約率は約125%に向上しました。課題を深く捉え、相手の状況に寄り添った提案設計と継続的なフォローを得意としています。

☞キャリアアドバイザーの仕事内容についてはこちら
キャリアアドバイザーの仕事はきつい?業務内容や向いている人、キャリアパスまで徹底解説!

以上がメーカーの法人営業職からよくあるキャリアパスとアピールポイントです。
自分のスキルの棚卸しが難しいと感じる場合や、各職種の詳しい仕事内容や求人情報が知りたい方はこちらからご相談ください。

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監修/武 拓矢
監修/武 拓矢
関西大学文学部総合人文学科 卒業。 大学卒業後、商社にて法人営業を経験し、大手人材紹介会社へ転職。 RA/CA業務、マネジメント、新規事業立上げを経験し、株式会社セレブリックスへ転職。 営業特化の転職エージェント「SQiL Career Agent」の事業立上げにマネージャーとして入社。

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