「変わり続ける」文化の中で ──感情や価値観に寄り添い、挑戦を後押しする伴走支援のかたち|シェアフル株式会社様

「変わり続ける」文化の中で ──感情や価値観に寄り添い、挑戦を後押しする伴走支援のかたち

急成長を続けるスキマバイトサービス「シェアフル」は、シフト管理サービスなど周辺領域にも展開し、事業とともに組織も拡大を続けています。採用においてはスキルよりも価値観への共感を重視し、その文化の中で挑戦し続けられる環境が整っています。

SQiL Career Agentでは、こうした採用方針を踏まえ、シェアフルと求職者をつなぐ架け橋として支援を行ってきました。営業職として顧客の課題解決に挑戦できるフィールドがあり、その魅力に惹かれて入社した方々は、価値観にフィットした活躍を見せています。

今回は、シェアフルで採用を担当する白金さんと、SQiL Career Agentでシェアフルの採用支援を担当する岸本が対談。シェアフルが求める人物像や営業職としての魅力、そしてSQiL Career Agentによる伴走支援について語っていただきました。

★Point

  1. 「変わり続ける」を体現する成長環境
  2. 顧客課題に真正面から挑む営業職
  3. 感情や価値観まで伴走し寄り添うSQiL Career Agentの支援

転職相談を申し込む

「変わり続ける」を体現する企業文化

シェアフル_白金さん

━━ 最初に、シェアフルの事業概要を教えてください。

白金さん:当社は、スキマバイトサービス「シェアフル」を中心に、企業とユーザーをつなぐマッチングを行っています。

特徴的なのは、単にスキマバイトの機会を提供するだけではなく、クライアントやユーザーの周辺領域まで支援できる点です。

たとえば企業向けには、SaaS型シフト管理システム「シェアフル シフト」を提案することができます。ユーザー向けには、歩いた分だけポイントが貯まるサービスやクーポン配布サービスなど、日常生活の中でも利用できる仕組みを整えています。「はたらくとき」だけでなく、「生活のなか」でも寄り添えるサービスを目指しているのです。

━━ 最近では、ミッションやバリューを新たに策定されたと伺いました

白金さん:はい。2023年にはミッション「誰もの『はたらく』をひろげ、新しい『はたらく』をつくる。」を、2024年にはバリューズ「変わり続ける」「ひたむきあう」「恭敬する」を策定しました。 約1年半にわたり「私たちが大切にすべき価値観は何か」を議論し、ようやく形になったものです。

特に重視しているのが「変わり続ける」です。スキマバイトを取り巻く環境は、市場の動き、法改正、サービスのニーズなど、常に変化しています。 その変化に合わせて、私たちのサービスや機能も柔軟に進化させなければなりません。ときには、創り上げた機能を手放さざるを得ない場面もあります。

それでも、「変化を恐れず挑戦し続けることこそが成長につながる」という考えを大切にしています。このバリューズには、前向きに挑戦を続け、企業として成長していこうという強い想いが込められています。

急成長に伴う変革と守り抜く社内文化

シェアフル_岸本さん

━━ シェアフルは急成長を遂げていますが、組織としてはどのように変化していますか?

白金さん:今は半期ごとに組織を見直し、変化を続けています。 以前は営業組織が「飲食業界」と「物流業界」に分かれているだけでしたが、顧客規模によって求められる戦略が異なるため、エンタープライズ担当と小規模顧客担当のチームを新設。さらにエリアごとにも分け、より細やかに対応できる体制へと進化しています。組織図も毎月更新しており、日々「組織としての形」が整ってきている実感がありますね。

岸本:営業職の方々はそれぞれどのようなミッションを担っているのでしょうか?

白金さん:営業は新規開拓グループと既存顧客の深耕グループに分かれています。 新規開拓では、たとえば飲食店を対象に「何店舗に新規アカウントで求人掲載をしていただけるか」を目標に設定します。一方、既存顧客の深耕では、求人掲載後にユーザーが就業し売上が発生するため、クライアントとユーザーのマッチング数の確定が目標になります。

岸本:ありがとうございます。多くの企業の成長を支援していますが、ここまで短いスパンで組織が大きく変わるのは珍しいですね。まさに「変わり続ける」というバリューズを体現されいると感じます。

━━ 急拡大に合わせて、社内の状況も変わっていますか?

白金さん:コミュニケーションの距離感は大きく変わっていません。 私の入社当時は社員数150名ほどでしたが、今では500名を超えました。それでも社長や副社長、執行役員との距離は近いままです。オフィスは拡張しましたが、社長室があるわけではなく、すぐに声をかけられる環境が保たれています。

岸本:社員数が500人を超えると、外からは「整った組織」と見られることが多いですが、今後さらに変化があるのでしょうか?

白金さん:会社規模に応じた変化は必要ですが、クライアントのニーズや市場環境の変化に合わせて、戦略とともに体制の見直しを行っています。

私が入社した頃と比べると、新しい部署や役割も増えており、組織の拡大を日々実感しています。社員にベクトルを向けながら、安心して挑戦できる環境を整備していきたいと考えています。

岸本:私が担当させていただいてからも、採用条件は大きく変化してきました。組織が成長するにつれて新しい課題が生まれ、それに応じて採用要件もアップデートされていったのだと思います。ただ、変化を重ねる一方で、大切にしている軸は一貫しているのですね。

顧客と向き合い挑戦し続ける営業職の魅力

シェアフル_2人

━━ シェアフルにおける営業職の特徴について、お聞かせください。

白金さん:営業職は、各クライアントに寄り添いながら、サービスの提供にとどまらず、運用方法まで提案できることが求められます。

スキマバイトサービスの市場は競争が激化しており、世の中の情勢も日々変化しています。たとえば、法整備が追いつかない部分もあるため、不適切に使われないようリスクを見極める姿勢が必要です。 スキマバイトは人手不足の現場で即時に人を集められる一方、利用過多になるとコスト負担が増します。そのため、効果的かつ安全に活用するためのバランス感覚が欠かせません。

こうした背景から、営業担当者には「良いサービスだから使ってください」と提案するだけでなく、リスクを踏まえた提案力と課題解決力がより求められるようになっています。

━━ 世の中の変化によって、求める人物像にも変化はありましたか?

白金さん:人物像自体は大きく変わっていませんが、市場変化や法改正に伴う機能の変更をいち早くキャッチし、柔軟に対応できる力が必要になってきています。

━━ クライアントの課題解決のために、シェアフルの営業職に求められるスキルは何ですか?

白金さん:導入後の運用まで見据えた提案力です。スキマバイトを導入すると労務や経理といったバックオフィス業務にも影響が及ぶため、派遣会社の利用とは異なり、運用に複雑さがあります。クライアントの懸念を事前に想定できるかどうかが重要です。

ただ、それは裏を返せば、クライアントの課題解決に真正面から向き合える環境でもあります。

岸本:そうですね。愚直にお客様に向き合いたい方にはぴったりな環境だと思います。労務など大変な部分もありますが、枠に縛られず「どうすればお客様の役に立てるか」を考え抜ける人にとってはやりがいの大きい仕事ですよね。

実際、弊社に相談に来られる求職者の方も「売上」だけでなく「世の中に価値を届けたい」と考える方が多い印象です。AIが普及する今だからこそ、人間ならではのホスピタリティや提案力に価値を感じる方が増えているのかもしれません。

白金さん:なるほど、たしかにそうですね。

━━ どんな人が営業職として活躍していますか?

白金さん:成長意欲が高い方や、明確な想いを持っている方は特に活躍する傾向があります。自分のスキルを深めたい方もいれば、業界全体の在り方に関心を持つ方もいて、それぞれが目標を持ちながら成長しています。

━━ 入社後のキャリアパスについても教えてください。

白金さん:縦と横、それぞれのキャリアパスがあります。縦のキャリアでは、現場からリーダー、マネージャーへと進む道があります。

横のキャリアは現在仕組みを整えている途中ですが、営業企画や事業企画への異動、新組織のPMとしての活躍、ライフイベントに合わせた営業サポート職など、多様な選択肢があります。最近では代理店を通じたパートナーセールスや渉外担当として活躍するメンバーも増えています。

岸本:幅広いキャリアが描けるのですね。事業の成長スピードの速さが、それだけ新しい役割を生み出しているのだと思います。自ら手を挙げれば、希望が叶う環境なのですね。

白金さん:そうですね。自分から挑戦すれば新たな役割に携われるチャンスもあります。 組織拡大に伴い、これからも機会は増えていくと思います。

転職相談を申し込む

価値観を重視し互いに理解を深める面接

シェアフル_岸本さん

━━ シェアフルの選考の特徴については、いかがですか?

岸本:シェアフルでは、営業職を希望する求職者に対し、新規開拓か既存顧客の深耕営業かを希望やスキルを踏まえて相談しながら決めてくれるケースが多いです。 求職者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくださっている印象があります。

白金さん:会社の都合だけを押し付けても入社につながらないですし、入社後のキャリア形成もうまくいきません。その方の経験や志向を最大限に活かせるよう、面接官や配属予定の上長と丁寧にすり合わせを行っています。

転職理由や求める環境、入社後にマッチしそうな部署について、事前の打ち合わせを重視しています。デジタルで進められる部分もありますが、最終的には面接官や上長との対話を大事にしています。

━━ 面接に臨む際の工夫や意識されている点について教えてください。

白金さん:面接に同席するメンバーも、事前に面接官や上長と意見を交わしてから臨みます。単に現場担当や上長だから同席するのではなく、バックグラウンドが近い方や、入社後のキャリアモデルになり得る人が同席することもあります。

━━ 面接において大切にしていることは何ですか?

白金さん:営業職としての適性を判断するためのポイントは、事前に面接官に共有しています。当社は拡大フェーズにあるため、スキルだけではなく価値観を重視した採用も行っています。

なぜなら、規模が拡大すれば面接時の話と1年後の状況が変わることもあるからです。だからこそ、その人の価値観が垣間見えるようなエピソードを聞き出すことを大切にしています。

岸本:実際に求職者の方からも「自分の過去をしっかり深掘りしてくれた」「なぜやりたいのかを丁寧に聞いてくれた」といった声を多くいただきます。面接が一方通行ではなく、会社と求職者が互いに理解を深め合う場になっている点が印象的です。

━━ どんな方にシェアフルに応募してほしいですか?

白金さん:会社も市場もスピード感があります。ですので、安定を求めるよりも「変化を楽しみ、成長したい」「自ら変化を起こしたい」という想いを持つ方にぜひ挑戦していただきたいですね。そのような方であれば、私たちも多様な選択肢を提供できます。

岸本:私もシェアフルをご紹介するときには、その点を意識しています。過去の意思決定をどうしてきたかを面談で伺うと、自ら考えて選んできた方ほどシェアフルにフィットする印象です。

「はたらく」を広げるMissionへの共感から挑戦

シェアフル_白金さん

━━ 白金さんご自身についてもぜひ教えてください。シェアフルではたらきたいと思ったきっかけは何ですか?

白金さん:新卒でCA・RA両面のキャリア支援に携わった後、前職ではシステム開発会社の採用担当を務めていました。そこで「もっと小規模な組織で、これから会社をつくっていくフェーズに関わりたい」と思い、転職を決意しました。

人材紹介に携わっていた頃は、採用の可否がスキルの有無で決まるケースが多く、どうしてもオペレーション中心になりがちでした。 しかし、世の中には「やりたいことが明確ではない方」も多く、そうした方に十分寄り添えないことに違和感を抱いていました。

その中でシェアフルを選んだのは、ミッションに強く共感したからです。スキルだけではなく、ユーザー自身が主体的に好きな仕事や会社と出会える“きっかけ”を提供できる。そこに大きな社会的意義を感じ、「ここではたらきたい」と思いました。

岸本:とても素敵な理由ですね!

━━ 採用担当者として、やりがいを感じるのはどんな場面ですか?

白金さん:今の仕事では、入社される方とはほぼ必ず直接お会いできるので、顔と名前が一致しています。 さらに現場との距離も近いため、入社後の活躍を直接見届けられるのも大きなやりがいです。 

入社した当初はまだ頼りなかった方が、短期間で大きく成長し、今では先輩のように心強い存在になっていく。その姿を見ると本当にうれしくなります。

感情や価値観に寄り添う伴走型の支援

シェアフル_岸本さん

━━ 採用活動を進めるうえで、岸本さんとのやり取りで印象に残っていることはありますか?

白金さん:岸本さんはこちらの意図を的確にくみ取り、必要なやり取りをスピーディかつ密度高く進めてくださいます。必要に応じてチームを巻き込んで支援してくださるのも心強いですね。求職者との関係性も非常に深く、入社後も関わりが続いている様子から信頼の厚さが伝わってきます。

採用活動は条件面だけでなく感情面も大切ですが、言語化しづらい部分もあります。岸本さんはそうしたニュアンスまで丁寧にくみ取り、私たちに伝えてくれるので非常に助かっています。SQiL Career Agentの皆さんは一貫して、求職者の想いや価値観まで理解して支援してくださる印象です。

━━ エージェントとして、岸本さんが支援の際に意識していることはありますか?

岸本:エージェントとしては、最終的な意思決定は企業と求職者に委ねることを大切にしています。 そのために、判断に必要な情報をできる限り整えることが私たちの役割です。

白金さん:岸本さんは、求職者を紹介する際に経歴や条件だけでなく、「このエピソードを伝えると伝わりやすい」といった具体的な補足まで用意してくださいます。 そうした情報は採用側にとって非常に有益で、毎回大切にしています。

━━ 求職者支援において、特に大切にしていることはどんな点ですか?

岸本:求職者の中には、ご自身だけでは判断しにくい場面も多くあります。だからこそ、プロの立場から将来のキャリアまで含めてアドバイスをしています。面接では話しきれない本音を拾うために、電話面談を含め20〜30回ほど接触することも珍しくありません。

白金さん:そこまで伴走されているのは本当に驚きです!私たちは求職者とそこまで深く関わることができない分、初対面で本音をどう引き出すかを常に考えています。

岸本:面接や対話を重ねる過程で求職者の感情は変化します。どんなに成長意欲がある方でも、不安を抱く瞬間は必ずあります。面接の場ではなかなか表に出ない本音を丁寧に引き出し、代理人として企業に伝えることも、私たちエージェントの大切な役割です。 そのうえで、効率だけに頼らず、人が介在する価値を大切にすることこそエージェントの存在意義だと考えています。

白金さん:まさにそこに、エージェントが存在する意味があると思います。

━━ 最後に、SQiL Career Agentに今後期待していることをお聞かせください。

白金さん:企業にとって定量的な情報はもちろん大切ですが、それだけでは見えてこない部分があります。求職者の感情や価値観といった表に出にくい側面まで丁寧に拾っていただけることに、エージェントの存在意義があると感じています。

SQiL Career Agentはまさにその部分をしっかり支援してくださっていると思います。採用活動は求職者にとって人生を左右する経験ですので、今後も「人」に寄り添った支援を続けていただけると心強いです。

岸本:私自身、シェアフルは本当に素敵な会社だと感じています。デジタルを扱う会社でありながら、人のあたたかみを強く感じられるのが魅力です。今後も納得感のある採用を実現するために、引き続きご一緒させていただきたいですね。

白金さん:はい。ぜひ引き続きよろしくお願いします!


転職相談を申し込む

担当キャリアアドバイザー/岸本 勝也
担当キャリアアドバイザー/岸本 勝也
北九州市立大学法学部法律学科卒業。 新卒で大手人材会社に入社。BtoC営業とキャリアアドバイザーを経験したのちに、セレブリックスに転職。 入社後は営業代行部門にて、大手IT企業、SaaSスタートアップ企業の営業支援活動にプレイングリーダーとして従事。 その後、営業パーソン特化の転職エージェントSQiL Career Agent立ち上げに伴い、1人目キャリアアドバイザーとしてジョイン。

営業職のキャリア・転職でお悩みの方は、
お気軽にご相談ください

人気記事ランキング

カテゴリ

タグ一覧