【徹底解説】オンライン面接の極意

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  1. 1.面接前日までの準備
  2. 2.通信環境
    1. 2.1.アカウント準備
    2. 2.2.背景設定
    3. 2.3.音声・明るさ
      1. 2.3.1.・音声
      2. 2.3.2.・明るさ
    4. 2.4.カメラの位置
  3. 3.面接当日
    1. 3.1.服装・身だしなみ
    2. 3.2.開始前
  4. 4.開始後




面接前日までの準備


対面での面接に比べ、オンライン面接ならではのトラブルが発生することがあります。トラブルを回避するには前日までの準備が重要です。特に営業職の方は、お客様とオンライン商談をするつもりで入念な準備をしましょう。


通信環境


オンライン面接のトラブルでよくあるのが、「画面が止まってしまう」、「音声が乱れる」というものです。その原因の多くは通信環境によるものです。自宅など当日オンライン面接を受ける場所の通信速度がどれくらいか事前に調査しておきましょう。

こちらのサイトで通信速度を調べることができます。

https://fast.com/ja/



10〜30Mbps程度あれば問題ありません。


アカウント準備

オンライン面接に使用するツールは企業側から指定されます。
Zoom、Teams、Google Meetなどが多いです。アカウント作成なしでも入れるものもありますが、事前に作成しておくことをおすすめします。アカウントを作成しておくことで、名前の表記や明るさ、背景設定などを事前に済ませておくことができます。なおアプリ版をダウンロードしている場合は最新のバージョンにアップデートされているか確認しましょう。


背景設定

画面の背景画像は無地の白などシンプルなものに設定しましょう。まだ画像を持っていない場合はパワーポイントなどでJPEGやPNG形式で保存することで簡単に作成できます。


背景画像を設定しない場合や、設定できないツールの場合は、なるべく背景に物がうつらないようにしましょう。どうしても動かせない家具がある場合は、きちんと整理整頓しておきましょう。


音声・明るさ

・音声

こちらの声が途切れずに聞こえるか、相手の音がハッキリと聞こえるか確認しておきましょう。マイクはできればPCのマイクではなく、ヘッドセットなどを購入しておくと良いです。特に単一指向セクシュアリティのマイクは周囲の生活音が入るのを防いでくれます。当日は窓を閉めて思わぬ雑音が入らないようにしておきましょう。

・明るさ

顔が暗く映ってしまうと、暗い印象を持たれてしまうこともあります。顔がハッキリと明るく映るようにしましょう。部屋の環境上どうしても暗くなってしまう場合はライトを購入しておきましょう。




カメラの位置

専用のWEBカメラを購入しても良いですが、今回はPCのカメラを使用する想定の内容です。ノートPCの場合は上部にカメラがついていると思いますが、このカメラの位置が椅子に座った時の目の高さと合うように調整します。


カメラの位置は目線より高くても低くても印象が良くありません。下から睨んでいるように見えたり、上から見下ろしているように見えてしまいます。

高さの調整には折り畳み式のPCスタンドがおすすめです。ただ本番まで時間がなく間に合わないようでしたら、本など厚みのあるもので応急処置も可能です。その場合はPCが左右や前後に傾かないように注意してください。


ここまで準備ができたら、エージェントや友人に頼んで事前にテストをしておきましょう。音声や映像に違和感がないか確認しておいてください。面接練習と合わせて行うと一石二鳥ですね。
またオンラインの場合は、提出した職務経歴書やメモを見ながら話すことも可能です。ただし、明らかに目線がそれていると「読んでいるな」という印象を与えてしまいます。職務経歴書やメモを出しておく場合は、PCの画面上の配置も事前に調整しておきましょう。

面接当日


いよいよ面接当日。本番で良い面接が行えるように時間に余裕をもって最後の準備をしていきましょう。


服装・身だしなみ

オンラインといえども身だしなみは重要です。基本的にはジャケットとネクタイが無難です。普段カジュアルな服装で働いているベンチャー企業の場合は多少崩しても良いケースがありますが、ジャケットを羽織るようにして、奇抜なものは避けましょう。

また口周りや歯が汚れていたりしないか、寝癖がついていないかなどオンラインでも油断せずにチェックしましょう。髭や個性的な髪型については許容している企業もあれば、そうでないところもあるので、事前に確認して合わせるようにしましょう。

特に営業職の場合は「面接の姿 = お客様と接する姿」と捉えられます。企業から見たときに「この人には大事なお客様を任せられないな」と思われてしまうような見た目は避けましょう。商談と同じく第一印象が悪いとその後の挽回が難しくなります。

開始前

昼休みや時間休などを利用して面接を受ける方もいると思いますが、遅くとも1時間前には面接準備をできる体制にしておきましょう。面接直前には以下の項目をチェックしてください。


  • 通信環境:当日突発的に通信環境が悪くなることもあります。確認しておきましょう。

  • 接続テスト:入室ボタンの直前の段階まで問題なく接続できるか確認しましょう。

  • 音声テスト:ほとんどのツールは設定画面で音声が拾えているかテストをすることができます。確認しておきましょう。

  • 上記3つのうちいずれかの不調があり、問題を解消できないようでしたら、なるべく早く面接を受ける企業の担当者に連絡を入れ指示を仰いでください。

  • 背景・雑音:背景画像設定は上手く反映されているか(設定しない場合は、後ろに目障りなものが映っていないか)、換気扇や外の人の声など雑音などが入っていないか確認しましょう。

  • PC画面:オンライン面接ツール、職務経歴書、メモなど必要なものを表示させ配置を設定します。面接に不要なタブは消し、ポップアップ通知も停止しておきましょう。

  • 笑顔:面接は緊張して表情が硬くなってしまいがちです。オンライン面接であればWEBカメラで自分の顔を確認できますので、入室直後を想定して笑顔の練習をしましょう。第一印象は一度しかありません。ばっちりきめましょう。


準備ができたら3分前には入室ボタンをおして待機しましょう。面接官が入ってきたら笑顔で挨拶をします。




開始後


面接が始まったらあまり色々なことは考えずに受け答えに集中します。その中でも以下のポイントはおさえておきましょう。


  • :対面での面接と同じくオンラインでもハキハキとした声で話しましょう。特に普段の声が小さめの方は意識的に大きくしましょう。

  • 目線:基本的にはカメラを見るようにします。オンラインでは対面以上に目の動きが目立ちますのでキョロキョロしないように注意してください。またメモを見るときもずっと目線を外し続けることのないようにしてください。

  • ジェスチャー:ノンバーバルコミュニケーションはオンライン面接であっても有効です。適度にジェスチャーを入れましょう。手はカメラに映る位置に上げます。

  • 表情・相槌:相手の話を聞いているときの表情や相槌なども意外と目立ちます。適度にリアクションをするようにしましょう。また終了ボタンを押して退出するまで気の抜けた顔をしたり、ため息をついたりしないように気を付けてください。

  • メモ:逆質問などで聞いた話はメモを取るようにしましょう。単一指向性のマイクの場合はPCのメモで構いません。PCのマイクを使用する場合はタイピング音が入ってしまいますので紙のメモをおすすめします。


面接が終了したら「本日はありがとうございました。失礼します」と伝え退出します。退出ボタンを押し忘れ、まだカメラが起動していた、ということがないように確認してから一息つくようにしてください。

以上、オンライン面接は特有の注意点があります。特に普段からツールを使う機会が少ない方は入念に準備をして臨みましょう。

   

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