間違いのない履歴書の書き方

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履歴書はどの職種であっても、基本的に書き方は変わりません。ただし、お客様と直接関わる営業職は特に、誤字脱字を厳しく見られます。職務経歴書と同じく履歴書も「営業資料」のつもりでミスの内容に丁寧に作成しましょう。




目次[非表示]

  1. 1.1 日付・氏名・住所・連絡先など
    1. 1.1.日付
    2. 1.2.氏名
    3. 1.3.住所
    4. 1.4.連絡先・電話番号
    5. 1.5.メールアドレス
  2. 2.2 証明写真
  3. 3.3 学歴・職歴
  4. 4.4 免許・資格
  5. 5.5 賞罰・通勤時間・扶養家族など
    1. 5.1.賞罰
    2. 5.2.特技、アピールポイント
    3. 5.3.通勤時間
    4. 5.4.扶養家族・配偶者
    5. 5.5.その他記入欄・本人希望欄
    6. 5.6.印鑑
  6. 6.6 最終チェック




1 日付・氏名・住所・連絡先など

日付

日付は西暦(20XX年)でも和暦(令和X年)でも大丈夫です。学歴・職歴など他の項目の表記と統一するようにしてください。記入する日付はメールで送付する場合は送付日、郵送する場合は投函日、持参する場合は面接日にしましょう。


氏名

姓名の間にはスペースを入れましょう。また「ふりがな」と書いてあるものはひらがなで、「フリガナ」と書いてあるものはカタカナで記入しましょう。


住所

都道府県から記入します。丁目以降はハイフンでもX丁目X番地X号でもどちらでも大丈夫です。建物名や何号室までしっかりと記入しましょう。


連絡先・電話番号

連絡先の住所欄は現住所と同じであれば同上と記入しましょう。電話番号はハイフンありで記入します。また「携帯電話」と「電話」が分かれており自宅に固定電話がない場合は、「携帯電話」のみ記入し、「電話」は「なし」または「同上」と記入しましょう。


メールアドレス

GmailやOutlookなどのフリーメールでも構いません。企業から重要な連絡が来る場合もありますので見落とさないものにしましょう。普段使っているアドレスに大量のメルマガが届くようでしたら、転職活動用のアドレスを用意するのがおすすめです。またメールアドレスのアルファベットの語句が明らかにビジネスに相応しくないものは使用しないようにしましょう。


2 証明写真

以下のポイントをおさえましょう。

  • サイズ:縦4センチ×横3センチ
  • 期間:3ヶ月以内に撮影したもの
  • 服装:ジャケットと白シャツ(もしくは青シャツ) 男性はネクタイも着用が望ましい
  • 背景:白もしくは薄いグレー、薄い水色など

可能な限り写真屋さんや、コンビニの外側などに設置されている証明写真機で撮影しましょう。データでも写真をもらえる所が多いため、電子データで提出するケースにも対応できます。郵送や直接持参など紙で作成するケースの場合は、糊付けする前に裏に氏名と生年月日を記入しておきましょう。


3 学歴・職歴


上が古く、下が新しくなるよう時系列で記入します。学歴、職歴の順に記入します

  • 和暦でも西暦でも問題ありませんが、日付や生年月日などと統一した表記にします
  • 学歴の始まりは高校卒業から記入します
  • 「○○高校」、「(株)」などと略さず正式名称で記入します
  • 自己都合により退社した場合は「一身上の都合により退社」と記入します
  • 職歴を全て書いたら次の行に「現在に至る」と記入します

学歴・職歴欄で多いミスは年月の間違いです。悪気がなくても、経歴の詐称を疑われてしまったり、「大事な書類なのにチェックをしない人」というマイナスの印象を与えてしまいかねません。特に見積書などを作成する営業職は数字の間違いはご法度です。たとえエージェントに見てもらっていたとしても、自分で責任をもってチェックしましょう。


4 免許・資格


取得日順に上から記入することが原則ですが、業務に関連がありそうな資格を上部に記入しても良いです。普通自動車免許は誤って「交付日」を記入してしまうミスがあります。取得日は免許証の左下部にある日付です。




5 賞罰・通勤時間・扶養家族など

賞罰

「賞」について。公的機関など社会的に認知度の高い団体からの賞を受けた場合は記入します。社内表彰などは職務経歴書の方に書くようにしましょう。
「罰」について。懲役、禁固、罰金などの刑法に触れる犯罪を犯した場合は記入します。懲戒処分など社内の処分は記入不要です。

特技、アピールポイント

記入しなくても問題ありません。というのも自己PRなどスキルや経験については職務経歴書に記載するためです。私たちがご支援している方が応募される際も、空白で提出しても問題なく通過できております。もし気になるようでしたら、職務経歴書の内容とズレがないように記入しましょう。


通勤時間

自宅から、採用された場合の勤務地までの片道所要時間を記入します。もし内定後に引っ越す予定やフルリモートの場合は、その他記入欄にその旨を書いておきましょう。特に現住所と勤務地が遠く離れている場合は、採用担当者の方が疑問に思わないように配慮しましょう。


扶養家族・配偶者

「扶養家族数」は自分を含めずに扶養している家族の人数を書きます。

  • 独身:基本的には0。生計を共にする家族がおり年収が130万円未満(60歳以上の場合は180万円未満)であれば、その人数を記入する。
  • 既婚:配偶者を扶養に入れている場合は1人と記入する。配偶者の年収が130万円以上の場合は扶養から外れます。なお履歴書のフォーマットによっては配偶者の扶養義務の有無が分かれている場合があります。
  • 子供がいる場合:年収が130万円未満の子供がおり、かつ配偶者の扶養に入っていない場合はその人数分記入します。

「配偶者」は婚姻関係にある妻または夫がいる場合、有に〇をつけます。


その他記入欄・本人希望欄

選考過程や入社後について、事前に知っておいてほしいことがあれば記入します。例えば「現在就業中のため平日9時~19時までは電話にでることができません」など。特になければ「なし」で問題ありません。


印鑑

先方からの指定がない限り不要です。もしフォーマットに「印」の字があるようでしたら消しましょう。

6 最終チェック

以下のポイントに沿って確認しましょう

  • 日付、生年月日、学歴職歴の表記は和暦または西暦に統一されていますか?
  • 日付の間違いはないですか?
  • 全体を通して誤字脱字、略称などはないですか?
  • 文末が「です、ます」または「だ、である」に統一されていますか?
  • 証明写真はつけていますか?

焦って準備をすると思わぬミスを起こしてしまうことがあります。時間に余裕を持って準備するようにしましょう。


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