営業から転職するなら?異職種7選や活かせるスキル・成功のポイントを解説

「毎月のノルマや売上目標を追い続けることに疲れた」
「残業や休日対応が多く、働き方を見直したい」
営業として働く中で、このように感じている方も少なくないのではないでしょうか?
顧客対応や職場の人間関係にストレスを感じ、営業以外の仕事を考える方もいます。
しかし、営業からの転職を考えるとき、まず立ち止まって見つめ直したいのは「営業という仕事そのものを辞めたいのか」、それとも「今の商材や営業手法、職場環境を変えたいのか」という点です。
完全に別の仕事へ移るとしても、これまでの営業経験で培ってきたヒアリングや提案、数字の管理、社内外との調整といったスキルは、異職種でもそのまま活かせる大きな強みになります。
異業種への転職で自分のスキルが活かせるか気になる方は、適性と働き方のリアルを無料で相談できます。→相談はこちら
この記事では、法人営業13年の中で新規・既存営業、有形・無形商材を経験し、キャリアアドバイザー歴10年、累計4,000名以上の支援実績を持つSQiL Career Agent事業責任者 武の知見を交え、営業から異職種への転職で活かせるスキル、人気の転職先7つを解説します。
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営業から異職種への転職は十分可能
営業から異職種への転職は十分に可能です。
営業では、顧客の要望を引き出すヒアリング力や、課題に合わせて解決策を伝える提案力、社内外の関係者と案件を進める調整力などを身につけます。こうしたスキルは営業職だけで使うものではなく、人事や企画、マーケティングなど異職種でも活かせるためです。
また、売上や目標から逆算して行動してきた経験や、顧客との信頼関係を築いてきた経験も、次の仕事につながる強みになります。そのため、「営業しか経験していない」と悲観する必要はありません。これまでの営業経験の中にも、異職種で活かせるスキルや経験が含まれています。
「営業しかしていない」と感じる方もいますが、営業という職種名だけで自分の経験を捉える必要はありません。「誰に・何を・どうやって売ってきたのか」を振り返ると、自分ならではの強みや、異職種でも活かせる経験が見つかることがあります。
「営業以外の仕事が気になるものの、自分に何が向いているのかわからない」「営業経験を異職種でどう活かせるのかわからない」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
平均10.6回の面談を通して、これまでの営業経験や転職を考えた背景を棚卸ししながら、営業を続ける道と、経験を活かして異職種へ移る道のどちらが自分に合うのかを一緒に考えます。
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営業からの転職で人気の異職種7選
営業の経験を活かして別の仕事に挑戦するなら、まずは次の7つの職種が選択肢になります。
人事・採用 マーケティング 企画・営業企画 事業企画・事業開発 コンサルタント Webディレクター・PM 営業事務
どの職種も、日々の営業活動で身についたスキルをそのまま活かしやすく、未経験からでも挑戦しやすいのが特徴です。
人事・採用
人事は企業に必要な人材を集めて採用活動を行ったり、社内の教育体制を整えたりする仕事です。
人事の仕事との共通点は、「自社の魅力を伝え、相手に選んでもらう」という営業と同じプロセスがあることです。応募者の悩みを聞き出す場面では、営業のヒアリング力がそのまま活きます。また、自社の良さを伝える場面では、これまでの提案力が大きな強みになります。
未経験者の求人を探す場合は、業務内容を細かく確認することが重要です。実際には、スカウトメールを大量に送ったり、エージェントへ電話をかけたりする業務が中心となるケースもあります。
SQiL Career Agentでは、人材会社での経験から人事へキャリアを広げた事例もあります。営業経験を人事へどうつなげたのか知りたい方は、以下のインタビュー記事も参考にしてください。
関連記事:原体験から始まったキャリアの軸。タイミーで営業から人事へ──転職後も続く“伴走型”キャリア支援
マーケティング
マーケティングは商品が売れる仕組みを作り、世の中に広めるための企画を立てる仕事です。
マーケティングの仕事では、営業時代に顧客と直接話して培った「人がモノを買うときの心理や悩み」に関する知識がそのまま活きます。データや数字の分析だけでなく、顧客のリアルな視点に立って喜ばれる企画を考えられるのは、営業経験者の大きな強みです。
ただし、求人によっては、電話をかけてWebサイトを売り込む営業業務が中心となっている場合もあります。職種を選ぶ際は、「マーケティング」という名前ではなく、実際に何をする仕事なのかを確認することが重要です。
企画・営業企画
企画・営業企画は、営業担当者がスムーズに成果を出せるような仕組みを作り、チームの活動を支える仕事です。
企画・営業企画の仕事では、売上を作るための工夫がそのまま活かせます。どのような資料があれば説明しやすいか、どのような手順なら効率的かという現場の視点があるため、効果的な仕組みや施策を考えられるでしょう。
そのため、個人の売上を追うことだけでなく、チーム全体の営業方法や業務改善に興味を持っている方にとって、強みを発揮しやすい職種です。
SQiL Career Agentの支援事例でも、メーカーで10年間直販営業を経験した方が、これまでの営業経験を評価され、営業企画へ転職しています。現在はDMの運用やイベント・セミナーの企画、アライアンス先との打ち合わせなどを担当しています。
関連記事:「家族もキャリアも諦めない」働くママとして営業から営業企画へ。Dr.健康経営で叶えた成長と働き方の軸
事業企画・事業開発
事業企画・事業開発は、新しいサービスや事業を立ち上げ、拡大させる仕事です。
営業活動の中で、顧客の課題を直接聞いて解決策を提案してきた経験があれば、市場や顧客のニーズに沿った事業プランを立てるときにその視点を実務で活かせます。また、設定された売上目標から逆算して計画を立て、自ら行動してきた実績も、事業を形にしていく段階で高く評価されます。
ただし、事業の立ち上げフェーズによっては、企画業務だけでなく新規開拓の営業活動も同時に担うケースが少なくありません。「事業の仕組みを考える仕事だと思って入社したけど、実際の業務は以前の営業と変わらなかった」というミスマッチを防ぐために、担当する実際の業務範囲を事前に求人票で確認しておくことが重要です。
コンサルタント
コンサルタントは、顧客が抱える課題を明確にし、解決策を考えて提案する仕事です。
普段の営業活動で、顧客の要望をただ受け入れるのではなく「本当は何に困っているのか」を深く掘り下げて聞いてきた経験は、コンサルタントの核となる課題分析そのものです。
顧客の言葉の裏にある根本的な問題を見つけ出し、納得してもらえる根拠を用意して提案を組み立ててきた実績があれば、未経験からでも十分に通用します。
ただし、決まった商品を売る営業とは異なり、コンサルタントは形のない解決策そのものを提案します。そのため、自分のアイデアが本当に効果を出すのかどうか、集めたデータや数字を使って論理的に証明し続けなければならない難しさがあります。
Webディレクター・PM
WebディレクターやPM(プロジェクトマネージャー)は、Webサイトの制作やシステム開発において、予算や納期を守りながらチーム全体を動かす役割を担います。
営業活動の中で、顧客の要望を社内の開発部や製造部に伝え、スケジュールが遅れないように板挟みになりながら調整してきた実務経験が、この仕事の現場で評価されます。
立場や意見が異なる関係者の間に入り、お互いが納得できる落としどころを見つけてプロジェクトを前に進めてきた経験は、未経験からでも即戦力として認められる大きな強みです。
ただし、営業が契約を結ぶまでを担うのに対し、Webディレクター・PMは、契約されたプランを形にしていく受注後の仕事です。そのため、Web制作の手順や専門用語、チーム内で使うITツールの知識を新しく覚える必要があります。
営業事務
営業事務は書類の作成やデータの入力を行い、営業担当者の業務を裏から支える仕事です。
営業事務では、営業現場で「こういう書類を先回りして用意してほしかった」「この手続きがもっと早ければ助かった」と身をもって感じてきた経験が活きます。営業の動きや業務の優先順位がわかるため、指示される前に必要な書類を揃えたり、確認漏れを防いだりする立ち回りは、事務の現場で重宝されます。
ただし、給与水準や今後の昇給に関する現実をしっかり見据えておく必要があります。営業事務やアシスタント職はインセンティブ(歩合給)がなく、年収400万円を超える求人は多くありません。
「事務職になって働き方はよくなったけれど、思った以上に手取りが減って生活が厳しくなった」という後悔を防ぐために、事前の年収確認はもちろん、その職場でどのような長期的なキャリアを築けるのかまで見極めておくことが重要です。
営業事務への転職を考えている方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:営業から内勤へ転職できる?おすすめの職種や成功のコツ・注意点を解説
また、営業から異職種へ転職する際は、職種名だけでなく実際の仕事内容や自分の経験との共通点まで確認することが大切です。
「興味のある職種はあるものの、自分の営業経験を活かせるかわからない」「人事や企画など、どの職種が自分に合っているか迷っている」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
これまでの営業経験や転職軸を整理しながら、自分の強みを活かせる職種や今後のキャリアを一緒に考えます。
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営業からの転職で活かせるスキル
営業の仕事で身につけたスキルは、異職種への転職でも活かせます。希望の職種へ応募する前に棚卸ししたいスキルは、次の5つです。
- 顧客の要望を引き出す「ヒアリング力」
- 課題を見つけて解決策を示す「提案力」
- 顧客や社内関係者との「信頼関係を築く力」
- 売上や目標から逆算して行動する「数字管理力」
- 案件を進めるための「調整力・プロジェクト推進力」
顧客の要望を引き出す「ヒアリング力」
営業経験で培ったヒアリング力は、異職種でも活かしやすいスキルのひとつです。
ビジネスにおいて、相手が「何に一番困っているのか」を正確に掴むことはすべての業務の基本です。営業の現場で、顧客の予算やスケジュール、社内の事情といった複雑な背景を考慮しながら、相手の本音を引き出してきた実績は、職種が変わっても周囲に納得してもらう提案や円滑な実務を支える土台になります。
この経験は、顧客のニーズや不満を捉えるマーケティング職や、候補者の希望を確認する人事・採用職などにもつながります。
課題を見つけて解決策を伝える「提案力」
営業活動で培った提案の経験は、他の職種へ転職する際にも、周囲と協力して仕事を進める大きな強みになります。顧客の悩みを聞いて解決策を形にし、お互いに納得して進める流れは、どの仕事の現場でも共通しているからです。
たとえば、マーケティング職で顧客のニーズに沿った新しい施策を社内に提案したり、営業企画職で組織全体の業務改善プランを部署を横断して形にしたりする場面では、この経験が活きます。
決まった商品を売るだけでなく、状況に合わせて最適な選択肢を提示できる実績は、どの職場でも深く信頼されます。
顧客や社内関係者との「信頼関係を築く力」
営業活動を通じて顧客や社内のメンバーと良好な関係を作ってきた経験は、多くの人が関わる異職種へ移る際にも、業務を円滑に進めるための大きな強みになります。
たとえば、複数の部署を巻き込んでプロジェクトを動かすPM(プロジェクトマネージャー)職や、候補者や社員のケアを担う人事職など、周囲と密に連携しながら進める仕事では、この信頼獲得の積み重ねが活きます。
売上や目標から逆算して行動する「数字管理力」
営業活動の中で売上や契約件数といった明確な目標を追い、日々の行動スケジュールを自分で組み立ててきた経験は、異職種へ移る際にも高く評価されます。
毎月の目標を達成するために、「今月は何件の商談が必要で、そのために毎日何件のアプローチをすべきか」と数字から逆算して行動をコントロールしてきた経験は、どの職場でも歓迎されるからです。
たとえば、事業全体の利益やスケジュールを管理する事業開発職や、施策の効果を数字で検証するマーケティング職では、目標から逆算して「今何をするべきか」を決めてきた経験が、そのまま業務に活かせます。
案件を進めるための「調整力・プロジェクト推進力」
営業で培った調整力やプロジェクト推進力も、異職種への転職で活かせます。
たとえば、顧客が希望する納期と社内の対応可能な日程が合わない場合、双方の状況を確認しながら調整する必要があるでしょう。こうした経験は、Webサイトの制作工程を進めるWebディレクターや、複数の関係者と業務を進める企画職にもつながります。
ここまで紹介したヒアリング力や提案力、数字管理力などは、日々の営業では当たり前に使っているため、自分では強みだと気づきにくいこともあります。
SQiL Career Agentが提供する「Sales PRO-FIT™」では、営業スキルを124種類に分類した独自の可視化ノウハウをもとに、これまでの経験から自分の強みや他社・異職種でも活かせるスキルを可視化できます。これまで積み重ねてきた営業経験を、次のキャリアでも活かしたい方はぜひご相談ください。
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営業を辞めるべき?環境を変えるべき?判断のポイント
「営業を辞めたい」と感じても、すぐに異職種へ転職する必要があるとは限りません。次の4つの視点から悩みの原因を切り分けてみましょう。
ストレスの原因が営業職そのものか職場環境か 商材・営業手法・顧客層を変えれば悩みを解消できるか 営業業務の中で何が得意で何が苦手か 転職によってどのような働き方とキャリアを実現したいか
なお、営業がつらいと感じるときの乗り換え方については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:営業がきついのは「甘え」じゃない。データと実例でわかる5つの原因と乗り越え方
ストレスの原因が営業職そのものか職場環境か
営業を辞めたいと思ったときは、何に一番疲れているのかを具体的に振り返ってみてください。
たとえば、顧客への提案や商談は嫌いではないものの、飛び込み営業や個人ノルマ、土日勤務に負担を感じているのであれば、営業職を辞めなくても、営業手法や働き方が違う会社へ移ることで状況を変えられます。
一方で、数字を追い続けることや、顧客と交渉して契約まで進める仕事そのものを続けたくないのであれば、異職種まで候補を広げた方がよいでしょう。
「営業を辞めるか」だけで考えるのではなく、今の仕事の何を変えたいのかまで見ていくと、営業を続けるのか別の仕事へ進むのかが見えてきます。
商材・営業手法・顧客層を変えれば悩みを解消できるか
営業を続けること自体には抵抗がなくても、「売りたいと思えない商材を提案する」「毎日テレアポをする」「個人の顧客への新規開拓を続ける」といった今の営業スタイルに疲れていることもあります。
その場合は、異職種へ移る前に、扱う商材や売り方、顧客層を変える選択肢もあります。たとえば、新規開拓から既存顧客中心の営業へ、個人営業から法人営業へ移るだけでも、日々の仕事は大きく変わります。
営業を辞めたいのか、それとも「今の営業」を辞めたいのか、ここを分けて考えることが次の仕事を選ぶうえで重要です。
営業業務の中で何が得意で何が苦手か
「営業が合わない」と感じていても、すべての業務が嫌だったとは限りません。
たとえば、新規顧客への電話は毎回苦痛だった一方で、商談で話を聞き、相手に合う提案を考えることにはやりがいを感じていた人もいるでしょう。反対に、商談よりも受注後の社内調整や進行管理の方が得意だった人もいます。
これまでの営業で、成果が出た場面と、続けるのがつらかった場面を比べてみると、営業そのものを辞めたいのか、一部の業務を変えたいのかがわかります。異職種へ進む場合も、自分が得意だった仕事は次のキャリアを考える材料になります。
転職によってどのような働き方とキャリアを実現したいか
「営業を辞めたい」という気持ちが強いと、今の仕事から離れることだけで転職先を選んでしまうことがあります。
残業や休日対応を減らしたいのか、顧客と向き合う仕事は続けたいのか、それとも営業経験を活かして企画や事業づくりに関わりたいのか、転職後に変えたいことによって、選ぶ仕事や会社は変わります。
今の不満だけでなく、「次はどんな働き方をしたいか」「どんな仕事に時間を使いたいか」まで考えておくと、営業を辞めることだけを目的に転職先を選ばずに済みます。
もし、「営業以外の仕事が気になるものの、自分に何が向いているのかわからない」「営業そのものを辞めるべきか、環境を変えるべきか迷っている」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
SQiL Career Agentでは、平均10.6回の面談を重ねながら、営業を辞めたいと思った背景や、これまでの経験、これから大切にしたい働き方までじっくりお聞きします。営業を続けるか異職種へ進むかを最初から決めつけず、5年後・10年後も見据えながら、今の悩みを繰り返さず、これまでの経験も活かせる仕事を一緒に探していきます。今の仕事を続けるべきか、営業を離れるべきか迷っている方は、お気軽にご相談ください。
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営業から転職を成功させる準備ステップ
営業から異職種への転職を進める際は、求人へ応募する前の準備が重要です。次の5つのステップで進めてみましょう。
- 営業を辞めたい理由と転職の目的を整理する
- 経験の棚卸し・スキルの言語化を行う
- 営業経験や業界知識との共通点が多い職種から検討する
- 志望動機とキャリアの一貫性を整える
- 職務経歴書・自己PRを改善する
1.営業を辞めたい理由と転職の目的を整理する
転職活動を始めるときは、「営業を辞めたい」で止めず、次の仕事では何を変えたいのかまで考えておきましょう。
同じ「営業を辞めたい」という理由でも、今感じている不満によって、次に選ぶ仕事は変わります。
このように、今の仕事で何を変えたいのかが見えてくると、「営業を辞めるかどうか」ではなく、自分に合う仕事を基準に転職先を選べるようになります。
2.経験の棚卸し・スキルの言語化を行う
次に、営業で担当してきた仕事や、成果を出すまでに取った行動を書き出してみましょう。
経験の棚卸しでは、「法人営業を3年間経験した」といった職種名や年数だけでは不十分です。誰に何を提案してきたのか、どのような営業手法を使っていたのかまで明確にしましょう。
このように、成果につながった自分なりの行動まで把握できれば、異職種でも再現できる強みとして説明できます。
もし、「普段の営業を、転職で伝えられる強みとしてどう言葉にすればよいかわからない」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
SQiL Career Agentでは、独自の「Sales PRO-FIT™」を用いて、これまでの営業経験や実務スキル、志向性を可視化します。営業職を「業界・顧客・役割・手法」の4軸で124種類に細分化したデータと、営業経験を持つキャリアアドバイザーの知見を掛け合わせ、自分では気づいていなかった強みまで言葉にしていきます。
これまでの営業経験を次のキャリアでどう活かすか悩んでいる方は、ご相談ください。
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3.営業経験や業界知識との共通点が多い職種から検討する
未経験の異職種へ転職する場合は、これまでの営業経験との共通点が多い仕事から候補を探してみましょう。
職種が変わるからといって、これまで身につけた経験をすべて捨てる必要はありません。たとえば、顧客へのヒアリングや提案を多く経験してきたのであれば、人事やコンサルタントなどでも共通する部分があります。
社内外との調整や案件管理を得意としている場合は、WebディレクターやPMなどにつながる経験もあります。
実際にSQiL Career Agentでは、SaaS企業でパートナーセールスを経験した方が、顧客支援や営業経験を活かしてカスタマーサクセスへ転職した事例があります。これまで担当してきた業務を細かく見ていくと、職種名が変わっても活かせる経験が見つかることがあります。
関連記事:”人がイキイキと働くことを支援したい” 納得感あるキャリア設計と転職の実現
4.志望動機とキャリアの一貫性を整える
異職種への転職では、転職を考えた理由から志望動機まで、一貫して説明できるようにしておきましょう。
特に確認したいのは、次の2点です。
「転職活動を始めた経緯」と「仕事を選ぶうえでの軸」に整合性があるか 現在感じている不満や課題は、本当に現職では解消できなかったのか
たとえば、「営業では顧客一社ごとの提案だけでなく、営業全体の仕組みづくりに関わりたいと考えるようになった」という経験があれば、営業企画を志望する流れにつなげられます。一方で、「営業が嫌なので企画職へ行きたい」という説明だけでは、企画職を選ぶ理由が十分に伝わりません。
エージェントを利用する場合でも、経験の棚卸しや職務経歴書の作成を最初からすべて任せるのは避けましょう。自分が現在できることと、これから身につける必要があることを把握していなければ、希望するキャリアに向けて次にどのような経験を積むべきかも判断できません。
エージェントからアドバイスを受けながらも、まずは自分自身で経験を振り返ることが大切です。
5.職務経歴書・自己PRを改善する
職務経歴書や自己PRでは、営業成績だけでなく、成果につながった考え方や行動まで記載しましょう。
たとえば「売上目標120%を達成した」と書くだけでは、採用担当者は本人がどのように成果を出したのか判断できません。異職種への転職では、成果に加えて、「別の環境でも同じ考え方や行動を活かせるか」という再現性まで伝える必要があります。
この流れで書くと、採用担当者は営業成績だけでなく、本人がどのように課題を捉え、成果につなげたのかまで確認できます。
実際に職務経歴書へ落とし込む際は、SQiL Career Agentの営業職53種類の職務経歴書テンプレートもご活用ください。自分の営業経験に近いテンプレートを参考にしながら、実績や成果を数字で伝える職務経歴書を作成できます。
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営業から転職でよくある失敗と注意点
営業から異職種へ転職する際は、現在の仕事への不満だけで判断しないことが大切です。特に次の5つには注意しましょう。
- 「営業が嫌=異職種」という動機で選ばない
- 情報収集不足・イメージ先行で選んでしまう
- 転職理由の一貫性がなく面接で伝わらない
- 仕事内容だけでなく給与・評価制度・働き方も確認する
- 転職先が決まる前に勢いで退職しない
「営業が嫌=異職種」という動機で選ばない
営業がつらいと感じても、異職種への転職だけに選択肢を絞る必要はありません。
ノルマや長時間労働、商材への違和感などは、会社や営業スタイルを変えることで解消できる場合があります。たとえば、新規開拓が大きなストレスになっている場合でも、既存顧客を中心とした営業なら続けられる可能性があります。
また、数字が嫌だと思っていても、実際には自信を持てない商材を提案することに負担を感じているケースもあるでしょう。その場合は、顧客の課題解決につながると納得できる商材へ変えることで、営業を続けられる可能性があります。
異職種を選ぶ前に、「営業そのものが嫌なのか」「今の商材・顧客・営業手法・評価制度が合わないのか」を確認しましょう。環境を変えても解消できない場合に、異職種への転職を検討してみてください。
情報収集不足・イメージ先行で選んでしまう
職種名のイメージだけで転職先を選ぶと、入社後にギャップを感じる可能性があります。
たとえば、企画やマーケティングという名称から華やかな仕事を想像していても、実際には分析や仮説検証など地道な業務も多いです。また、「Webマーケティング」という求人でも、業務内容によっては電話をかけてWebサイトを販売する営業に近い場合があります。
求人を見る際は、職種名だけでなく日々の仕事内容まで確認しましょう。「誰と関わるのか」「何を担当するのか」「どのような行動が求められるのか」を見ると、現在の営業で負担に感じている業務が転職先にも含まれていないか確認できます。
転職理由の一貫性がなく面接で伝わらない
異職種への転職では、なぜ営業からその仕事へ移りたいのかを説明できるようにしましょう。
面接で現在の不満だけを伝えても、次の職種を選ぶ理由までは伝わりません。営業を辞めたい理由と、その職種で実現したいことにつながりがあるかを確認しましょう。
たとえば、営業経験の中で顧客への個別提案だけでなく、営業全体の仕組みづくりに関心を持ったのであれば、営業企画を目指す理由につなげられます。一方で、「営業が嫌なので企画をしたい」という説明では、企画職を選ぶ必然性が弱くなります。
「なぜ営業を辞めるのか」だけで終わらず、「なぜその職種を選ぶのか」「これまでの経験をそこでどう活かすのか」まで一つの話として伝えられるようにしておきましょう。
仕事内容だけでなく給与・評価制度・働き方も確認する
異職種へ転職するときは、仕事内容だけでなく給与や評価制度、働き方も確認しましょう。
仕事内容に魅力を感じていても、給与が想定より下がったり、残業が多かったりすれば、転職後に「こんなはずではなかった」と後悔してしまうことがあります。特に営業職でインセンティブを得ている場合、異職種へ転職すると給与体系そのものが変わる場合があります。
そのため、応募する前に以下の条件を確認しておくことが重要です。
転職先が決まる前に勢いで退職しない
転職活動が長引くと、金銭面への不安から「早く決めたい」という気持ちが強くなることもあるでしょう。その結果、仕事内容や給与、評価制度などを十分に比較せず、応募先を決めてしまうことがあります。
転職先を比較する時間を確保するためにも、在職中から転職活動を始めましょう。現在の仕事を続けながらであれば、異職種だけでなく、商材や営業手法が異なる営業求人も含めて比較できます。
営業から転職するときの注意点については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:営業から転職する際の注意点は?営業の種類や営業職で習得できるスキルも解説!
また、営業を辞めた後に後悔しないよう、事前に準備しておきたいことも以下の記事で解説していますので、あわせて参考にしてください。
関連記事:営業を辞めてよかったは本当?体験談・データ・後悔しない準備ガイド
営業から転職に関するよくある質問
営業から異職種への転職を考える際は、未経験で転職できるのか、年収がどうなるのかなどさまざまな不安があるでしょう。ここでは、次の5つの質問に回答していきます。
- 営業から未経験の異職種に本当に転職できますか?
- 営業から異職種へ転職すると年収は下がりますか?
- 資格がなくても未経験職種へ転職できますか?
- 営業経験しかなくても職務経歴書は書けますか?
- 異職種で後悔しない選び方はありますか?
営業から未経験の異職種に本当に転職できますか?
営業から未経験の異職種へ転職することは可能です。
営業では、ヒアリング力や提案力、数字管理力、調整力など、異職種にもつながる経験を積んでいます。ただし、「営業をしていたのでコミュニケーション力があります」という説明だけでは、自分の強みを十分に伝えられません。
誰に何を提案してきたのか、どのような課題を見つけ、何を考えて行動したのかまで振り返りましょう。その経験と応募先の仕事内容との共通点を伝えることで、未経験職種を選ぶ場合でも、納得できる転職理由となります。
営業から異職種へ転職すると年収は下がりますか?
未経験の異職種へ転職する場合、年収が下がる可能性はあります。
営業職でインセンティブを受け取っていた場合は、異職種への転職によって給与体系が変わることもあるでしょう。また、未経験職種では新しい業務を身につけるところから始まるため、現在と同じ条件になるとは限りません。
年収を重視する場合は、入社時の給与だけでなく、その後の評価制度や昇給についても確認することが大切です。
資格がなくても未経験職種へ転職できますか?
未経験職種への転職に資格が必須とは限りません。
営業で培った実務経験は、応募先へ伝える立派な材料になります。たとえば、顧客の課題を聞き出すヒアリング力や、解決策を示す提案力、目標から逆算して行動する数字管理力などが挙げられます。
資格を取得していないことだけを理由に、異職種への転職を諦める必要はありません。まずは応募先の仕事内容と、自分の営業経験にどのような共通点があるのかを確認しましょう。
営業経験しかなくても職務経歴書は書けますか?
営業経験だけでも、職務経歴書は作成できます。
重要なのは、営業成績だけを並べて終わらせないことです。「売上目標を達成した」という結果だけではなく、その成果を出すまでに何を考え、どのように行動したのかを記載しましょう。
成果までの行動を具体的に記載すると、異職種でも再現できる強みとして伝えやすくなります。
異職種で後悔しない選び方はありますか?
異職種への転職で後悔を減らすには、「営業から離れたい」という理由だけで職種を選ばないことが大切です。
まずは、商材・顧客・営業手法・評価制度などを変えれば、現在の悩みを解消できないか確認しましょう。営業環境を変えても解消できないのであれば、異職種への転職を検討します。
異職種へ進む場合は、給与や働き方だけでなく、自分の営業経験を活かせる仕事かどうかも確認することが大切です。これまで培った力と次の仕事内容につながりがあれば、未経験でも経験を活かしてキャリアを築けます。
まとめ
営業から異職種への転職を考える際は、「営業しか経験していない」と悲観する必要はありません。営業では、顧客の要望を引き出すヒアリング力や、課題に合った解決策を考えて提案する力、数字管理力、社内外との調整力などを身につけています。
一方で、「営業を辞めたい」と感じたからといって、すぐに異職種へ転職する必要はありません。まずは、商材・顧客・営業手法・評価制度など、営業を取り巻く環境を変えることで現在の悩みを解消できないか確認しましょう。
それでも営業そのものから離れたいのであれば、これまで培った力を次の仕事でどう活かせるかまで考えて転職先を選びます。誰に何を提案し、どのような課題に対して何を考えて行動してきたのかを振り返ると、異職種にもつながる自分の強みが見えてきます。
異職種へ転職すること自体をゴールにせず、自分の営業経験を活かして、どのような働き方やキャリアを実現したいのかを考えることが大切です。
「自分の営業経験が異職種でどう評価されるのかわからない」「営業を続けるべきか、別の仕事へ挑戦するべきか迷っている」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
SQiL Career Agentでは、平均10.6回の面談を通して、これまでの営業経験や実績、仕事で大切にしたいことまで掘り下げます。営業経験のどこが次の仕事でも活かせるのかを明らかにし、5年後・10年後も見据えながら、自分に合う仕事やキャリアの選択肢を見つけていきます。
営業を続けるか、異職種へ進むか迷っている方は、今後のキャリアについてSQiL Career Agentへご相談ください。
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