【例文付き】テレアポ営業の職務経歴書の書き方|採用担当者に評価されるポイントを解説

「テレアポ営業の経験を職務経歴書に書きたい。でも何を書けばよいかわからない」
「電話をかけていただけと思われないだろうか」
そんな不安や悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、テレアポ営業の経験は、伝え方次第で強みになります。架電数だけでなく、アポイント獲得率やトーク改善、後続の商談につなげる工夫まで整理できれば、採用担当者に再現性のある営業力を伝えられるでしょう。
本記事では、キャリアアドバイザー歴10年、累計4,000名以上の支援実績を持つSQiL Career Agent事業責任者 武の知見を交え、テレアポ営業の職務経歴書の書き方を紹介します。採用担当者に評価されるポイントや記載のNG例なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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【例文付き】テレアポ営業の職務経歴書の書き方
テレアポ営業の職務経歴書の書き方を、以下の5つの項目別に解説します。
- 経歴要約
- 職務内容
- スキル
- 資格
- 自己PR
採用担当者は、単なる業務内容ではなく「どのような工夫で成果を出したのか」「入社後も活躍できる再現性があるか」を見ています。各項目でアピールすべきポイントを押さえながら、テレアポ営業の経験を効果的に伝えましょう。
なお、テレアポ営業ならではのアピールポイントはありますが、職務経歴書の基本的な考え方は営業職全般で共通しています。営業職向けの職務経歴書の構成や、評価される実績の見せ方の基本から詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
経歴要約
経歴要約は、テレアポ営業としてどのような成果を出してきたのかを、2〜3行で簡潔にまとめます。採用担当者は最初に経歴要約を確認するため、架電数やアポイント獲得数、達成率などの実績を数字で示すことが重要です。
経歴要約は、職務経歴書の「顔」となる部分です。採用担当者はここで実績の数字だけでなく、「この候補者は自社で活かせるどんな強みを持っているのか」という人物像を確認しています。
数行読んだだけで、あなたの営業スタンスや得意分野がイメージできる内容にまとめることが重要です。
職務内容
職務内容では、単に「テレアポを担当」と書くのではなく、誰に・何を・どのように営業していたのかを具体的に記載しましょう。
テレアポ営業といっても、中小企業向けに1日100件以上架電するケースと、大手企業向けに1日10〜20件の戦略的なアプローチを行うケースでは、求められるスキルが異なります。
そのため、まずはターゲット企業の規模や商材の特徴、営業手法(SDR・BDRなど)を明確に整理することが重要です。
上記のように、成果を出すために「毎日どのように動いていたのか」という具体的なプロセスを記載します。
採用担当者は、「入社後に自社の現場でも同じように成果を出してくれそうか(再現性があるか)」をこの項目で判断しています。事前準備の手順やトークの工夫を具体的に落とし込み、実務スキルの高さをアピールしましょう。
スキル
スキル欄では、これまでの実務で「使いこなせるツール」や「客観的な強み」を一覧で記載します。職務内容に書いたエピソードを裏付ける、具体的な実務能力の証明書となる項目です。
資格
資格欄には、保有している資格を正確に記載します。資格の有無自体で合否が決まるわけではありませんが、実務で使える「知識のベース」があることの客観的な証明になります。
資格を持っていない場合は、「特になし」と記載して問題ありません。職務経歴書では、資格よりもこれまでの実務実績が最も重視されます。
自己PR
自己PRでは、成果を出すために発揮した「あなた自身の仕事の進め方や強み」を伝えます。職務内容で書いた仕事の実績を、人間性の面から補足する項目です。
テレアポ営業の職務経歴書を書く際に経験を強みに変えるコツ
テレアポ営業の職務経歴書を書く際は、いくつかのコツを押さえることで、経験を強みに変えられます。以下では、具体的なポイントを見ていきましょう。
架電数だけでなくアポイント獲得率も記載する 後続(FS)の商談を見据えたトスアップの工夫を書く 顧客対応で培ったヒアリング力や提案力をアピールする 応募先が求めている成果に向けてテレアポでの強みを結びつける
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架電数だけでなくアポイント獲得率も記載する
テレアポ営業の経験をアピールする際は、架電数だけでなくアポイント獲得率や商談化率などの成果指標も記載しましょう。
採用担当者は、「どれだけ電話をかけたか」だけでなく、「どれだけ成果につなげられたか」を重視しています。以下のような数字を記載すると、実績を具体的に伝えられます。
具体的な数字を示すことで、成果の再現性や営業力を採用担当者へアピールできるでしょう。
後続(FS)の商談を見据えたトスアップの工夫を書く
テレアポ営業では、アポイント獲得件数だけでなく、FSが商談しやすい状態を作れていたかどうかも評価されます。
例えば、以下のような情報を事前にヒアリングし、社内で共有していた経験があれば、実務能力の高さを示すアピールになります。
ただ電話を回すだけでなく、こうした受注に必要な材料を揃えてトスアップできるスキルは、職務経歴書で最もアピールすべきポイントです。
実際に書く際は、以下のように単なる「引き継ぎ」で終わらせず、その情報が組織にどう貢献したかまで言葉に落とし込みましょう。
NG例
→アポイント獲得後、商談担当者へ引き継ぎ
OK例
→事前にリサーチした顧客課題や導入時期、競合の利用状況をヒアリングした上で商談担当者へ共有。FSが初回の商談から具体的な提案を行える状態を作り、チーム全体の成約率向上に貢献
特に分業型の営業体制(The Model型)を取り入れている企業では、こうした商談の質を高めるための情報収集力や他部署との連携力が、即戦力として高く評価されます。
顧客対応で培ったヒアリング力や提案力をアピールする
テレアポ営業では、短時間で相手の状況を把握し、興味を引き出す力が求められます。
しかし、職務経歴書に書く際は、単に「ヒアリング力があります」「提案力があります」と誰もが使う言葉を並べるだけでは、他の候補者に埋もれてしまいます。
採用担当者に「この人は本当に仕事ができる」と伝えるためには、以下のようにスキルの解像度を上げて、実際の行動がイメージできる言葉で記載することが重要です。
「ヒアリング力があります」→「顧客課題の分析ができます」へ 「提案力があります」→「顧客に応じた訴求内容の調整ができます」へ
あわせて、必ず「どのような工夫をしたか」「その結果、数値(接続率や商談化率など)がどう変わったか」という具体的なエピソードもセットで書き添えるようにしましょう。
応募先が求めている成果に向けてテレアポでの強みを結びつける
職務経歴書を書く際は、応募先企業が「入社後にどのような活躍を期待しているか」を意識して、自分の実績を伝えることが重要です。
同じテレアポ営業の経験でも、企業や職種によって評価されるポイントは異なります。これまでの経験をただ一通り並べるのではなく、応募先の職種で特に重視される実務に焦点を絞って記載すると、採用担当者に強みがまっすぐ伝わります。
例えば、希望する職種に合わせて、これまでの実績のどこを前面に出すかは以下のように整理できます。
このように同じテレアポ経験であっても、応募先が一番求めている実務と自分の実績を結びつけて伝えることで、採用担当者に「この人なら自社が任せたい仕事で即戦力になってくれそうだ」という安心感に繋がります。
自分の経験から「応募先に響く実績をどう整理すればいいか分からない」という方は、以下の体験談もぜひご覧ください。
テレアポ営業の職務経歴書で採用担当者が見ているポイント
採用担当者は職務経歴書を見る際に、以下のポイントを確認します。
- テレアポ営業で培った経験を応募先で活かせるか
- 改善力やPDCAを回した経験があるか
- 成果や実績を数字でわかりやすく説明できているか
これらを事前に把握し、評価されやすい職務経歴書を準備しましょう。
テレアポ営業で培った経験を応募先で活かせるか
採用担当者が職務経歴書で確認しているのは、「新しい環境でも同じように成果を出せるか」という再現性です。
テレアポ営業の仕事は、「電話をかけてアポイントを取る」というシンプルな実務に思われがちですが、実際には状況に応じた臨機応変な対応力や、細やかな情報収集が必要になります。
例えば、日々の業務で行っている以下の取り組みは、転職先でも即戦力として十分に評価される実績です。
改善力やPDCAを回した経験があるか
採用担当者が職務経歴書から改善力(PDCA)を読み取る際、最も注目するのは「課題を見つけた数字」と「改善した後の数字」のギャップです。
テレアポ営業の大きな強みは、あらゆる行動がデータとして残る点にあります。
単に「トークを改善して成果が出た」と書くのではなく、以下のようにビフォー・アフターの数字を対比させて記載することで、あなたの論理的な改善思考が採用担当者にまっすぐ伝わります。
NGな書き方(工夫の中身が見えない)
「トークスクリプトを改善した結果、アポイント獲得率が向上しました」
評価される書き方(PDCAの形が見える)
「当初、受付から担当者への接続率が15%と低迷していたため、架電時間帯を企業の始業直後から夕方に変更。同時に、受付段階でのアプローチ手法を見直した結果、接続率を35%へ向上させました」
このように「どの数字に問題があり、どう行動を変え、結果として数字がどう動いたか」を職務経歴書に落とし込むことが、客観的な改善力の証明になります。
成果や実績を数字でわかりやすく説明できているか
職務経歴書で強みをアピールするためには、数字を使って実績を説明することが重要です。
ただし、数字を記載するだけでは強みとしては不十分です。
採用担当者は「どれだけ電話をかけたか」だけでなく、「どのような成果を出したのか」「その成果を継続的に出せる人材か」を確認しています。例えば以下のような数字は、営業としての実力を伝える材料になるでしょう。
さらに、以下のように悪い例と良い例を比較すると、違いがわかりやすくなります。
職務経歴書で整理した実績は、面接でも具体的に説明できるようにしておくことが大切です。成果の伝え方については、以下の記事より詳しく解説しています。
テレアポ営業の職務経歴書を書く際のNG例
以下のようなケースだと、せっかく頑張って記載しても、採用担当者に自分の強みを十分に伝えられません。
- 架電数だけを書いて成果が伝わっていない
- 業務内容の説明だけで強みがわからない
- 抽象的な自己PRになっている
以下では、テレアポ営業の職務経歴書を書く際のNG例と、伝わりやすくなるOK例を紹介します。
架電数だけを書いて成果が伝わっていない
職務経歴書では、架電数だけを記載するのは避けましょう。行動量だけでは成果や強みが伝わらず、「電話をかける業務のみ担当していた人」という印象を与える可能性があります。
採用担当者が知りたいのは、どれだけ架電したかではなく、最終的にどれだけの成果を生み出したかです。そのため、架電数だけでなく、アポイント獲得数や商談化率、目標達成率などの成果指標もあわせて記載することが重要です。
このように、行動の量(分母)に対して、どれだけの成果(分子)を返せたのかを明確にすることが、あなたの営業実績を正しく伝えるためのポイントです。
業務内容の説明だけで強みがわからない
職務経歴書では、業務内容を説明するだけでは不十分です。「何を担当していたか」だけでなく、「どのような工夫によって成果につなげたのか」まで伝えましょう。
採用担当者は、入社後も活躍できる再現性があるかを見ています。そのため、担当業務とあわせて、課題に対する工夫や改善行動を記載することが重要です。
業務内容だけでなく成果につながる工夫を記載することで、課題解決力や営業力をアピールできます。
抽象的な自己PRになっている
自己PRの文章を作る際、1文目に「粘り強く取り組みました」「誠実に対応しました」といった言葉を使ってしまうと、それだけで採用担当者に「どこにでもある、ありきたりな自己PRだな」という印象を与えてしまいます。
自己PRで最も重要なのは、読んだ瞬間にあなたの仕事の進め方がパッとイメージできる具体的な言葉で書き出すことです。自分の強みを一言で表す際は、誰もが使う抽象的な表現を避け、実務の姿勢がストレートに伝わる言葉を意識しましょう。
このように、書き出しの1文を「どのような姿勢で仕事に向き合う人間なのか」が具体的に伝わる言葉に変えるだけで、自己PR全体の説得力が高まります。
テレアポ営業の職務経歴書に関するよくある質問
テレアポ営業の経験を職務経歴書に書く際、「テレアポと書いてよいのか」「異業種への転職でも評価されるのか」など、疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、職務経歴書を作成する際によくある質問について解説します。
- テレアポ営業の正式名称は職務経歴書でどう書けばいいですか?
- テレアポ営業の経験は異業種への転職でも活かせますか?
- クレーム対応の経験は職務経歴書で強みになりますか?
テレアポ営業の正式名称は職務経歴書でどう書けばいいですか?
職務経歴書では「テレアポ」ではなく、「インサイドセールス」「アウトバウンド営業」「テレマーケティング」など、実際の業務内容に近い職種名を記載しましょう。
例えば、商談創出や顧客情報の管理、営業支援まで担当していた場合は「インサイドセールス」と表現したほうが、採用担当者に業務範囲や専門性が伝わりやすくなります。
テレアポ営業の経験は異業種への転職でも活かせますか?
テレアポ営業の経験は、異業種でも活かせます。コミュニケーション力だけでなく、ヒアリング力や課題発見力、目標達成に向けて行動する力など、さまざまなスキルが身につきます。
これらのスキルは営業職だけでなく、カスタマーサクセスや事務職、接客・販売職などでも評価されるでしょう。
職務経歴書を書く際は、応募先の職種が最も重視している実務に焦点を絞ってこれまでの実績を結びつけることで、あなたの本当の価値が採用担当者へまっすぐ伝わります。
なお、以下の記事では、営業で培った経験を「異職種への転職」で上手に活かすためのポイントを解説していますので、あわせてご参考ください。
関連記事:営業から異職種に転職するには?|おすすめ職種・選び方・後悔しないポイントを解説
クレーム対応の経験は職務経歴書で強みになりますか?
クレーム対応の経験は、職務経歴書で強みになります。採用担当者は、トラブル発生時にどのように対応したのかを通じて、傾聴力や問題解決力を確認しています。
謝罪した経験だけでなく、以下のように具体的な行動や成果とあわせて記載すると、より評価されやすくなるでしょう。
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まとめ
テレアポ営業で培ったヒアリング力・継続力・数値改善力・顧客対応力は、インサイドセールスや法人営業、カスタマーサクセスなどでも活かせる強みになります。
職務経歴書では、架電数や業務内容だけでなく、アポイント獲得率やトーク改善、後続の商談につなげる工夫などを具体的に記載することが重要です。経験を「何をしていたか」だけで終わらせず、「どのような成果を再現できるか」まで整理して伝えましょう。
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