営業を辞めてよかったは本当?体験談・データ・後悔しない準備ガイド

「営業のノルマや数字を追い続けるのがつらい」
「営業を辞めたいけれど、本当に辞めて後悔しないか不安」
このように、営業を続けるべきか、それとも別の仕事へ転職するべきかと悩むことはありませんか?
営業を辞めたいと感じる背景には、数字へのプレッシャーだけでなく、商材や営業方針への違和感、評価制度、人間関係、長時間労働など、さまざまな要因があります。そのため、「営業が嫌だから辞める」とすぐに答えを出すのではなく、何に負担を感じているのかを考えることが大切です。
この記事では、法人営業13年のなかで新規・既存営業、有形・無形商材を経験し、キャリアアドバイザー歴10年、累計4,000名以上のキャリア支援実績を持つSQiL Career Agent事業責任者の武の知見を交え、営業を辞めたいと感じる主な理由や辞めるべきか判断するポイント、後悔しないための整理方法を解説します。
併せて、営業経験を活かせる転職先についても紹介するので、今後のキャリアを考える参考にしてください。
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営業を辞めたいと感じる人は多い
営業の仕事では、ノルマや売上目標へのプレッシャー、顧客対応、人間関係、長時間労働など、営業には心身の負担を感じる場面があります。しかし、「もう営業を続けるのはつらい」と思うのは、決して甘えではありません。
今すぐ辞めたいほど苦しいときは、無理に答えを出そうとせず、まず自分が何につらさを感じているのかを振り返ってみましょう。
営業の仕事そのものがつらい 納得できない商材を提案することがつらい テレアポや新規開拓に負担を感じる 成果が給与や評価に反映されない 人間関係や長時間労働に疲れている
このように、「営業はつらいもの」と一括りにせず、何がつらいのかを具体的に見ることが大切です。原因が営業そのものにあるのか、今の商材・営業手法・評価制度・職場環境にあるのかによって、選ぶべき次のキャリアは変わります。
営業を辞めたいと感じる7つの理由
営業を辞めたいと感じる理由は、人によって異なります。代表的な理由として、以下の7つが挙げられます。
ノルマや数字のプレッシャーが大きい 商材や営業方針に納得できない 成果が評価や給与に反映されない 顧客対応や人間関係のストレスが大きい テレアポや新規開拓が苦痛に感じる 長時間労働・休日対応が続いている 営業職そのものが自分に合わないと感じる
それぞれの理由を詳しく見ながら、自分が何に負担を感じているのか考えてみましょう。
ノルマや数字のプレッシャーが大きい
営業職では、売上や契約件数など明確な目標を設定されることもあり、数字を追い続けることにプレッシャーを感じる人もいます。とくに目標未達が続いたり、毎日の進捗を細かく確認されたりする環境では、「営業を辞めたい」と思うこともあるでしょう。
ただし、数字がつらいからといって、営業そのものが向いていないとは限りません。まずは、何にプレッシャーを感じているのかを掘り下げてみてください。
会社やマネジメント環境に原因があるのであれば、環境を変えることで営業を無理なく続けられる可能性もあります。「ノルマや数字が嫌=営業が向いていない」と決めつけないことが大切です。
営業職がきついと感じる原因や対処法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:営業職がきついといわれる理由は?きついと感じた際の対処法についても解説!
商材や営業方針に納得できない
「数字を追うのが嫌」と感じていても、数字そのものがつらいとは限りません。自信を持てない商材を提案することや、顧客よりも自社の都合を優先する営業方針に苦しさを感じていることもあります。
今の仕事で本当は何がつらいのか、次の例を参考に振り返ってみましょう。
商材や会社の営業方針に苦しさを感じているのであれば、営業を辞めなくても、環境を変えることで気持ちが軽くなるかもしれません。
顧客の話を丁寧に聞き、本当に必要だと思える商品やサービスを提案できる環境なら、営業への感じ方が変わることもあります。「数字を追うことがつらいのか」「納得できないものを売ることがつらいのか」を、自分の気持ちに問いかけてみてください。
成果が評価や給与に反映されない
「目標を達成しても給与が変わらない」「成果を出しても昇進につながらない」という状況が続くと、頑張る意味を見失ってしまうこともあるでしょう。
その不満は、営業の仕事ではなく、今の会社の評価制度から生じているのかもしれません。同じ営業職でも、売上を重視する会社、チームへの貢献も評価する会社など、評価の仕組みは異なります。主な違いは以下のとおりです。
「年功序列ではなく、成果に応じて早く給与を上げたい」と考えているなら、営業職や業界を変えるより、評価制度の異なる会社を探すほうが希望を叶えられるでしょう。
自分は何を評価されたいのかを整理し、それに合った評価制度を採用している会社を選ぶことで、営業経験を活かしながら不満を解消できる可能性があります。
顧客対応や人間関係のストレスが大きい
顧客からの厳しい要望や上司との関係、社内調整に疲れ、「もう営業を続けられない」と感じていませんか。
人間関係のつらさは、営業を辞めることで軽くなる場合もあれば、会社や部署を変えることで解消できる場合もあります。まずは、誰とのどのようなやり取りに負担を感じているのかを振り返ってみましょう。
転職先でも同じつらさを抱えないために、「人間関係が悪かった」で終わらせず、自分が安心して働ける環境を考えてみてください。
チームで協力できること、相談しやすい上司がいることなど、大切にしたい条件が見えてくると、次の職場も選びやすくなります。
テレアポや新規開拓が苦痛に感じる
「今日も何件電話をかけなければならないのか」「また断られるのがつらい」と、仕事へ向かうのが苦しくなっていませんか。
テレアポや飛び込み営業が苦手だからといって、すべての営業が合わないわけではありません。営業には、顧客との出会い方や関わり方が異なるさまざまな仕事があります。
新規開拓では成果が出なくても、すでに接点のある顧客への提案や、長く関係を築く営業で力を発揮できる人もいます。
電話をかけることがつらいのか、初対面の顧客へ提案することがつらいのか、営業そのものから離れたいのかを振り返ってみましょう。反響営業や既存営業なら、自分らしく働けると感じることもあります。
テレアポがつらい原因や、現在の仕事を辞めるべきか判断するポイントについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:テレアポがきついと感じる理由とは?対処法と辞めるべき3つのサインを紹介
長時間労働・休日対応が続いている
残業や休日の顧客対応が続き、「この働き方をいつまで続けるのだろう」と不安になっていませんか。
営業活動に加えて、見積書や提案資料の作成、顧客からの問い合わせ対応まで一人で担っていると、仕事が勤務時間内に終わらなくなります。ただし、忙しさの原因は営業という仕事ではなく、業務の偏りや人手不足、社内の支援体制にあるかもしれません。
営業事務との分業や問い合わせ窓口の有無など、会社を変えることで負担を減らせないか考えてみましょう。
自分なりに工夫しても改善しないのであれば、営業職を辞めるだけでなく、分業体制や営業支援の仕組みが整った会社への転職を検討しましょう。
営業職そのものが自分に合わないと感じる
会社や商材、営業手法を変えても、営業の仕事を続けたいと思えないこともあるでしょう。そのようなときは、無理に営業を続けず、営業以外の仕事へ目を向けることも大切です。
一方で、今抱えている悩みのなかには、職場や営業の進め方を変えることで軽くなるものもあります。たとえば、次のような違いがあります。
それでも「商品を提案することがつらい」「数字を追う働き方から離れたい」と感じるなら、営業以外の仕事を探してみましょう。
転職先を選ぶときは、職種名やイメージだけで決めず、毎日どのような仕事をするのかを確かめることが大切です。営業で身につけた力を役立てられる仕事なら、未経験の職種にも自信を持って踏み出せるでしょう。
営業を辞めて異職種への転職を考えている方は、後述する「営業経験を活かせる転職先」を参考にしてください。6つの転職先を紹介しています。
営業を辞めるべきか判断する5つのチェックポイント
営業を辞めたいと感じても、すぐに退職を決める必要はありません。まずは、以下の5つの視点から現在の状況を整理しましょう。
とくに重要なのは、「営業を辞めるか」ではなく「何を変えれば今の悩みを解決できるか」という視点です。自分だけでは原因がわからない場合は、退職を決める前に第三者の意見を聞くことも大切です。
SQiL Career Agentでは、営業を続けるのか、営業スタイルや環境を変えるのか、営業以外の職種へ進むのかまで、あなたのこれまでの経験や現在の悩みをもとに一緒に考えます。
実際に、「営業に向いているか分からない」と悩んでいた方が、面談を通して「やっぱり私は営業が好き」と気づき、「ここしかない!」と思える企業への転職を決めた事例もあります。今の悩みを解消するために何を変えるべきか迷っている方は、ぜひSQiL Career Agentへご相談ください。
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営業を辞めてよかったと感じた人たちのリアルな声
「営業がきつい」と悩み抜いた末に決断した人たちは、今どうしているのでしょうか。
ここでは、「辞めたい」という悩みから抜け出した典型的な成功パターンを経験に基づき紹介します。(※当編集部がキャリアアドバイザーへの取材や読者から寄せられた声を基に、類型化・再構成したものです。)
事例1:ストレスから解放され、心身が健康になった(精神的解放)
28歳・男性 / 元不動産営業 → Webマーケティング職
「営業時代は、毎朝の吐き気と上司からの詰めで精神が限界でした。辞めて一番変わったのは、夜ぐっすり眠れるようになったこと。数字の悪夢も見なくなり、メンタルが安定しました。きつい環境から抜け出す勇気を持ってよかったです」
事例2:ワークライフバランスが改善し、幸せになった
31歳・女性 / 元人材営業 → 社内SE
「終電帰りと休日対応が当たり前でしたが、今は平日の19時に夕飯を食べています。趣味のヨガを再開でき、友人と会う時間も取れる。この『普通の生活』が、営業時代は一番欲しかったものでした」
事例3:営業経験を活かしてキャリアチェンジに成功
26歳・男性 / 元新規開拓営業 → カスタマーサクセス
「『売って終わり』が合わなくて、顧客と長期的な関係を築けるカスタマーサクセスに転職しました。営業で培ったヒアリング力や課題発見能力がそのまま活きています。『ありがとう』と感謝される機会が増え、営業時代とは違うやりがいを感じています」
なお、カスタマーサクセスやカスタマーセールスなど、顧客と継続的に関わる仕事に興味がある場合は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:【カスタマーセールス】仕事内容やカスタマーサクセスとの違い、市場価値について徹底解説!
営業を辞めた後のリアルな変化
「営業がきつい」と感じているのが自分だけではないか、辞めたらどうなるのか、不安は尽きません。ここで、信頼できる外部機関の調査結果を見てみましょう。
「辞めたい」と感じる営業は多数派
日本労働調査組合の調査では、営業職で「退職を考えたことがある」と回答した人は80.8%にも上ります。
さらに、そのうち約6割が転職や独立に向けて具体的に活動していると回答しています。
あなたが「きつい」「辞めたい」と感じることは、決して特殊なことではなく、多くの営業職が抱える共通の悩みです。
出典:日本労働調査組合「営業職の退職動機に関するアンケート調査」(PR TIMES)
転職後の年収はどうなる?
「辞めたら年収が下がるのでは」という不安は大きいですが、マイナビ転職の調査によると、転職によって年収が
アップした人:40.2% 維持した人:34.9%
つまり、転職者の約75%(4人に3人)は年収を維持、または向上させています。
年収がダウンした人(約25.0%)の多くは、ワークライフバランスを優先(例:残業の少ない事務職を選ぶ)した結果であり、満足度は高い傾向にあります。
辞めたくなった本当の理由
営業職を辞めたくなった理由の上位は「給料が安い」「長時間労働」「モチベーション維持」であり、営業特有のノルマの辛さも多くの調査で指摘されています。
転職(環境を変えること)によって解決できる可能性が高い問題です。
出典:SalesZine編集部「営業職の『退職』に関する調査」
「営業がきつい」と感じている人が想像する以上に、あなたの市場価値は高く、適切な準備と転職先を選べば、年収や待遇を維持・向上させながら「辞めてよかった」という未来を手に入れることは可能です。
営業を辞めて後悔しないためにやるべきこと
営業を辞めて後悔しないためには、「つらいから辞める」で終わらせず、何がつらいのか、環境を変えても解決できないのか、次の仕事で何を実現したいのかまで順番に考えていくことが大切です。
まずは、以下の5つのステップで進めてみてください。
STEP1:辞めたい理由を書き出す
STEP2:営業と会社・環境の問題を切り分ける
STEP3:営業で得意・苦手なことを整理する
STEP4:営業を続ける選択肢も検討する
STEP5:転職で実現したいことを決める
ステップ1:きついと感じる理由をすべて書き出す
まずは、「営業が嫌」「仕事がきつい」とひとまとめにせず、実際にどのような場面で辞めたいと思ったのかを書き出してみましょう。
たとえば、以下のように具体化します。
「何が嫌か」ではなく「どんな場面で嫌だと感じたか」まで書くことで、営業自体がきついのか、今の会社で働くことがきついのかが見えてくるでしょう。
ステップ2:営業職と「会社・環境」の問題点を切り分けて整理する
営業を辞めたい理由を整理する際は、「営業職そのものが合わないのか」「今の会社や職場環境が合わないのか」を切り分けて考えることが重要です。
「営業がつらい」と感じても、営業そのものに向いていないと決めつける必要はありません。今の職場や営業スタイルの何がつらいのかを振り返り、次の職場で安心して働ける条件を考えてみましょう。

会社や環境に原因がある場合は、営業経験を活かしながら、より自分に合った会社へ転職する方法もあります。
反対に、会社を変えても解消しにくい問題であれば、営業以外の職種も含めたキャリア形成を検討しましょう。
ステップ3:営業職が「向いていない人」と「向いている人」の特徴チェック
「話すのが得意ではない」「社交的ではない」という理由だけで、営業に向いていないと決める必要はありません。
営業で力を発揮しやすい人と、負担を感じやすい人には、次のような特徴があります。
たとえば、テレアポは苦手でも、既存顧客への提案では成果を出しているのであれば、「営業に向いていない」のではなく、新規開拓という営業スタイルが合っていない可能性があります。
営業に向いている人・向いていない人の特徴をさらに詳しく確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:「営業職はやめとけ」といわれる理由は?向いている人・向いていない人の特徴
ステップ4:営業を辞めずに「続けるべき人」の特徴と社内異動の可能性
営業そのものにやりがいを感じているのであれば、異職種へ転職する前に「何を変えれば働きやすくなるのか」を考えてみましょう。
選択肢は「今の営業を続ける」「営業を辞める」の二択ではありません。
新規開拓で苦戦していても、既存顧客との関係構築では強みを発揮できる場合があります。
営業を辞める前に「営業経験を活かしたまま環境を変える選択肢はないか」を確認しておくことで、後悔を避けられるでしょう。
ステップ5:営業を辞めて叶えたいこと・理想の生活を明確化する
最後に、「営業を辞めること」をゴールにせず、転職によって何を実現したいのかを明確にしましょう。
たとえば、次のように「辞めたい理由」から「転職で実現したいこと」を考えてみてください。
ここまで考えると、「営業を辞めるべきか」だけでなく、次の会社や職種を選ぶ際の転職軸も明確になります。
営業以外へ転職する場合は、職種のイメージだけで判断せず、実際の仕事内容を確認し、これまでの営業経験をどのような場面で活かせるのかまで考えましょう。
営業経験を活かせる転職先
今の営業から別の仕事へ転職する場合も、これまで培った経験やスキルを活かせる仕事はあります。
ただし、「営業より楽そう」「ノルマがなさそう」といったイメージだけで職種を選ぶのは避けてください。まずは実際の仕事内容を理解し、自分の営業経験の何が活かせるのか、新たに何を身につける必要があるのかまで確認することが大切です。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、自社の商品やサービスを契約した顧客に対して、導入支援や活用促進を行い、顧客が期待する成果につなげる仕事です。
次のようなことが得意だった人は、これまでの営業経験が役立ちます。
顧客の話を聞いて課題を整理する 顧客ごとに提案内容を変える 既存顧客と継続的な関係を築く 契約後のフォローにやりがいを感じる
新規顧客を次々と獲得するより、一社の顧客と長く関わりたい人に向いている職種です。ただし、数字を追わなくてよい仕事ではありません。基本的なKPIとして、アップセル率やサービスの利用率などを追います。
営業とは追う数字が異なるため、その達成に向けてどのような支援を行うのか、事前に業務内容を理解してイメージできるようにしておくことが重要です。
カスタマーサクセスの仕事内容や向いている人の特徴については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:活躍できるカスタマーサクセスとは?向いている人の特徴について解説
インサイドセールス
インサイドセールスは、電話やメール、オンラインツールなどを活用し、非対面で顧客との関係を構築して商談機会をつくる仕事です。
新規開拓営業などで培った経験は、以下の場面で活かせます。
電話・メールなどで接点をつくる 顧客の課題や検討状況を把握する 見込み顧客の状況に応じて継続的にフォローする 顧客に合わせてアプローチ方法を変える
一方で、「テレアポがつらいから営業を辞めたい」という人は、インサイドセールスでも電話によるアプローチを行う企業は多いため、転職すれば必ず悩みが解消されるとは限りません。
外回りの負担を減らしたい人には向いていますが、新規顧客への電話そのものがつらい人には、同じ悩みが残る可能性もあります。実際の仕事内容を確認し、インサイドセールスが自分に合うか考えてみましょう。
インサイドセールスの仕事内容や適性については、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:インサイドセールスに向いている人の特徴とは?インサイドセールスへのキャリアチェンジを考える方必見!
マーケティング
マーケティングは、市場や顧客のニーズを調べ、商品・サービスを届ける相手や方法を考える仕事です。具体的には、市場調査や販売戦略の立案、広告運用、コンテンツ制作、施策の効果測定などを担当します。
営業で培った、顧客の声からニーズや購買要因を読み取り、訴求や施策に反映する力は、マーケティング職でも活かせます。実際に提案内容の改善や商品企画、販売施策へつなげた経験があれば、具体的な実績としてアピールできるでしょう。
ただし、マーケティングでは営業経験だけでなく、担当領域に応じてデータ分析や広告・SEO・CRMなどの知識を求められます。そのため、継続的に学び、必要な知識やスキルを身につけていくことも大切です。
営業からマーケティングへ転職する際に評価される経験や、キャリアチェンジの方法については以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【営業からマーケティングへ転職】活かせる経験や考え方とは?キャリアチェンジの方法も徹底解説!
人事・採用
人事・採用は、採用計画に基づいて候補者を集め、面接や選考、入社までのフォローなどを行う仕事です。
営業と採用では扱う対象は異なりますが、以下のように共通するスキルがあります。
とくに人材営業などで企業の採用課題に関わった経験や、顧客との関係構築を得意としていた人は、強みをアピールしやすいでしょう。
ただし、人事には採用以外にも労務・制度設計・人材育成など幅広い仕事があります。「人と話す仕事だから営業経験を活かせそう」と考えるだけでなく、自分が担当したい業務まで明確にすることが大切です。
営業から人事への転職を検討している方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
関連記事:営業から人事への転職は可能?評価されるスキルと成功のステップ
営業企画
営業企画は、営業組織全体の成果を高めるために、営業戦略や施策を考えたり、営業プロセスを改善したりする仕事です。
営業現場を経験しているからこそ、
→どの営業プロセスで失注しやすいか
→営業担当者がどの業務に時間を取られているか
→どのような資料や仕組みがあると提案しやすいか
→成果を出している営業担当者は何をしているか
といった現場の課題を理解しやすいことは強みになります。
とくに「自分で売ることよりも、営業方法を考えたり、チーム全体の成果を改善したりすることにやりがいを感じる」という人は、営業企画へのキャリアチェンジがおすすめです。
一方で、営業企画ではデータ分析や施策立案、関係部署との調整なども求められます。営業実績だけでなく、営業活動を改善した経験があるかも振り返ってみてください。
営業企画の具体的な仕事内容や必要なスキルについては、以下の記事も参考になります。
関連記事:営業企画ってどんな仕事?仕事内容ややりがい、必要なスキルとは
営業事務
営業事務は、見積書・請求書の作成や受発注対応、顧客からの問い合わせ対応などを通じて、営業担当者をサポートする仕事です。
営業経験者であれば、営業担当者が「何を、いつまでに必要としているのか」を理解しやすく、先回りしてサポートできることが強みになる可能性があります。たとえば、次のような経験を活かせるでしょう。
顧客との電話・メール対応 見積書や提案資料などの作成 営業スケジュールの管理 顧客情報や案件情報の管理 営業と他部署との調整
ただし、営業事務は営業職と比べて給与体系やキャリアパスが異なります。「ノルマがなさそう」「内勤だから楽そう」という理由だけで選ぶのではなく、仕事内容や待遇、今後身につくスキルまで確認しておくことが大切です。
営業から営業事務のような内勤職へ転職する際の注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:営業から内勤へ転職できる?おすすめの職種や成功のコツ・注意点を解説
営業を辞めたい人に関するよくある質問
営業を辞めたいと考えていても、「辞めたいと思うのは甘えなのか」「営業経験しかなくても転職できるのか」など、さまざまな疑問や不安を抱える人もいるでしょう。
ここでは、営業を辞めたい人が抱きやすい疑問について、よくある質問に回答します。
営業を辞めたいのは甘え?
「営業を辞めたい」と感じること自体は、甘えではありません。ノルマや数字へのプレッシャー、顧客対応、人間関係、長時間労働など、営業をつらいと感じる理由は人によって異なります。
大切なのは、「つらいのに我慢して続けるべきか」「辞めれば解決するのか」という二択で考えないことです。まずは何をつらいと感じているのかを振り返り、次のような対処法を検討してみてください。
「営業を辞めたい=営業に向いていない」とは限りません。会社や商材、営業手法などで環境を変えられる可能性もあれば、営業以外へ移ったほうが自分の強みを活かせる場合もあります。
営業がきついと感じることが「甘え」ではない理由や、つらさの原因を整理する方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:営業がきついのは「甘え」じゃない。データと実例でわかる5つの原因と乗り越え方
営業に向いていない人の特徴は?
営業に向いていないかどうかは、「人と話すのが苦手」「内向的」といった性格だけでわかるものではありません。
顧客の課題を聞くことや、提案内容を考えることにやりがいを感じない、数字や目標を追うことが負担になる場合は、営業以外の仕事も検討するのも一つです。一方、テレアポは苦手でも既存顧客への提案では成果を出せるなど、営業手法を変えることで強みを発揮できる人もいます。
営業経験を振り返り、「何が苦手だったか」と「何なら成果を出せたか」の両面から自分に向いている仕事を見つけましょう。
営業に向いていない人の特徴について、詳しくは以下の記事も参考にしてください。
関連記事:営業に向いていない人の7つの特徴|転職成功事例から見る対処法とおすすめ職種を紹介
営業経験しかなくても転職できる?
営業経験しかなくても、営業以外の職種へ転職することは可能です。ただし、未経験職種へ応募する際は、営業経験を応募先の仕事でどう活かせるかを説明する必要があります。
たとえば、営業経験で培ったスキルは次のような仕事に活かせます。
職種名ではなく、これまで実際に行ってきた業務を振り返り、転用できるスキルを把握することがポイントです。
営業経験を活かせるキャリアについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:【営業職のキャリアパスを解説】営業スキルが求められる職種とは?
営業を辞めるベストなタイミングは?
営業を辞めるタイミングに正解はありません。「3年は続けるべき」といった、勤続年数だけで決める必要もないでしょう。
営業を辞めるかを判断する際は、今の環境で得られる経験と、働き続けることで生じる負担を比較して考えてみることが大切です。たとえば、身につけたい営業スキルがあり、環境を変える余地もあるなら、すぐに辞めない選択肢もあります。
一方、自分なりに改善を試みても状況が変わらない場合は、転職を具体的に検討するタイミングといえます。退職時期だけを決めるのではなく、「なぜ辞めるのか」「次に何を実現したいのか」まで考えてみましょう。
30代で営業を辞めても遅くない?
30代で営業を辞めて、別の職種へ転職することは可能です。ただし、20代と比べて実務経験やスキルを重視されやすいため、これまでの営業経験を次の仕事でどう活かせるかを整理しておくことが大切です。
たとえば、営業で培った顧客折衝力や課題をヒアリングする力、目標から逆算して行動する力などは、カスタマーサクセスやマーケティング、人材業界などでも活かせる可能性があります。
「30代だから遅い」と年齢だけで判断するのではなく、これまで培ったスキルを棚卸しし、経験との接点がある職種を中心に転職先を検討しましょう。
関連記事:30代のキャリア相談おすすめ8選!プロの視点で自分の市場価値を知る
まとめ
営業を辞めたいと感じたときは、すぐに「営業そのものが向いていない」と判断する必要はありません。
大切なのは、「営業を辞めるか」だけで考えるのではなく、今の悩みを解消するには何を変える必要があるのかを考えることです。営業スタイルや職場を変えれば解決するのか、営業以外の仕事へ進んだ方がよいのかによって、次の選択肢は変わります。
SQiL Career Agentでは、これまでの営業経験や現在抱えている悩みを確認しながら、営業を続ける道から別職種への転職まで一緒に考えます。転職する場合も、求人選びから応募書類の作成、面接対策、入社後のフォローまで一貫して支援しています。今の仕事を続けるべきか、別のキャリアを選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
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