営業から内勤へ転職できる?おすすめの職種や成功のコツ・注意点を解説

「営業から内勤へ転職したいけれど、未経験でも本当に転職できるのだろうか」
「これまでの営業スキルが、バックオフィスの業務にどう活きるのかイメージできない」
そんな不安を感じていませんか?
まず、営業から内勤への転職は可能です。ただし、年齢や職種によって難易度は大きく変わるため、営業経験をどのように活かせるかを整理することが重要です。
営業で培った顧客理解力や折衝力、課題解決力は、インサイドセールスやカスタマーサクセス、採用担当などの内勤職でも大きな武器になります。一方で、事務職へ転職する場合は、年収が下がる可能性や、将来的にAI・システムに代替されるリスクも理解しておきましょう。
本記事では、キャリアアドバイザー歴10年、累計4,000名以上の支援実績を持つSQiL Career Agent事業責任者 武の知見を交え、営業から内勤へ転職したい人が増えている理由やおすすめ職種、転職成功のコツまでプロの視点で徹底解説します。
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営業から内勤へ転職したい人が増えている理由
数字を追い続ける毎日に疲れ、「もう営業を辞めて、内勤の仕事に移りたい」と感じてしまうのは自然なことです。それほどまでに、日々心や体をすり減らしてきた現実があるからではないでしょうか。
特に、以下のような環境に限界を感じ、働き方を変えたいと悩む方は少なくありません。
数字を追い、無理に売る営業に疲れてしまった 残業や休日対応を減らして働き方を整えたい 外回り中心の働き方からデスクワーク中心に変えたい 社内を支える仕事にやりがいを感じるようになった 将来を見据えて安定した働き方をしたい
なお、内勤へ転職すればすべて解決するわけではない点にも注意が必要です。年収やキャリアの将来性など、現実的な視点で整理することが、後悔しない転職につながります。
数字を追い、無理に売る営業に疲れてしまった
営業職で苦しくなる原因は、単純に数字が嫌だからではないケースが多くあります。
自分でも価値を信じきれない商材を無理に提案し続ける環境では、本当にお客様のためになっているのかと悩みやすくなります。あなたが疲弊しているのは、ノルマそのものではなく、納得感のない営業かもしれません。
実際には、顧客課題を本質的に解決できる商材(SaaSなど)を扱う環境へ変わることで、同じプレッシャーでもやりがいに変わる人もいます。営業を辞めたいのか、今の営業スタイルを変えたいのかを整理することが、後悔しない転職へつながります。
なお、無理に売る営業に限界を感じているなら、それはあなたの「甘え」ではなく、現在の環境や商材が合っていないだけの可能性もあります。以下の記事では、働きやすい営業職を見抜くチェックリストを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
残業や休日対応を減らして働き方を整えたい
営業職は顧客の都合に左右されやすく、どうしても残業や休日対応が発生しやすい仕事です。そのため、仕事中心の生活を見直し、将来のために生活リズムを整えたいと感じて内勤への転職を考えるのは、ごく自然なことです。
ただし、働きやすさを優先して事務職へ転職する場合、年収が大きく下がるケースも少なくありません。年収を下げてでも働き方を優先したいのかを整理することが重要です。
【一般的な年収ギャップの目安】
- 20代後半の人材営業:年収 450万〜550万円
- 一般的な未経験事務職:年収 300万〜350万円(※年収約150万の減収)▶︎年収を下げてでも働き方を優先したいのかを整理することが重要
事務職では、時間的なゆとりや健康的な私生活を送れる一方で、ビジネスの構造上、内勤職へのキャリアチェンジには上記のような経済的なトレードオフが発生する現実も、知っておかなければなりません。
感情だけで転職先を決めるのではなく、あなた自身の価値観を明確にすることが、納得できるキャリア選択につながります。
外回り中心の働き方からデスクワーク中心に変えたい
毎日の外回りは、想像以上に体力を消耗します。移動時間や天候の影響を受けながら働き続ける中で、もっと落ち着いて働きたいと感じる方も多いでしょう。特に、年齢を重ねるにつれて、デスクワーク中心の働き方へ魅力を感じるケースは増えています。
最近では、インサイドセールスのように、営業経験を活かしながらオフィス内で成果を出せる仕事も存在します。対人スキルや提案力を活かせるため、営業経験を無駄にしたくないという方にも相性の良い働き方です。
外回りを減らしたい気持ちは、決して甘えではありません。あなたの経験を活かしながら、働き方を変えるチャンスです。
社内を支える仕事にやりがいを感じるようになった
営業経験を積む中で、自分が前に出るより周囲を支えるほうが向いていると感じる方もいます。業務改善やサポートを通じて、チーム全体の成果に貢献することへやりがいを感じ始めるのは、視野が広がった証拠です。
ただし、面接で縁の下の力持ちになりたいと伝えるだけでは、受け身な印象を与える可能性があります。重要なのは、仕組みを改善したい、自分から周囲を支えたいといった能動的な姿勢を示すことです。
✖︎受け身に見えるNGな伝え方
「前に出るより、縁の下の力持ちとして誰かをサポートする仕事がしたいです」
◎評価される能動的な伝え方
「営業現場のボトルネックを把握している強みを活かし、先回りして仕組みを改善し、チームの売上を支えたいです」
内勤職でも、主体的に動ける人材は高く評価されます。営業経験で培った調整力は、あなたの大きな強みになります。
将来を見据えて安定した働き方をしたい
安定した仕事に就きたいと考え、内勤職を目指す人は多くいます。特に、結婚や将来設計を考え始めるタイミングでは、働き方の安定性を重視する方が増えます。しかし、今の時代は「事務職=安定」とは言い切れません。単純作業は、今後AIによって代替される可能性もあるからです。
本当の安定とはどこでも通用するスキルを持つことです。営業で培った対人折衝力や課題解決力は、AIに置き換えられにくい強みになります。
目先の働きやすさだけで転職を決めるのではなく、将来も市場価値を維持できるかという視点を持つことが重要です。
営業経験を活かしやすい内勤職の例
営業経験は、内勤職への転職でも大きな武器になります。顧客対応力や調整力、相手の意図を汲み取る力は、社内業務でも高く評価されるためです。
営業経験を活かしやすい内勤職は、主に次のとおりです。
営業事務 インサイドセールス カスタマーサクセス 人事・採用担当 企画・マーケティング職 経理・総務などのバックオフィス職
重要なのは、単に楽そうな仕事で選ぶのではなく、あなたの強みが活きる仕事を選ぶことです。営業経験を活かせる内勤職を知ることで、キャリアの選択肢は大きく広がります。
営業事務
営業事務は、単なる事務作業ではなく、営業チームを支える重要なポジションです。
見積作成や受発注対応だけではなく、営業が次に何を必要とするかを先回りして動ける力が求められるため、現場経験がある営業出身者は高く評価されやすい傾向があります。
あなたが日々の営業活動のなかで積み重ねてきた経験は、営業事務にキャリアチェンジした際、次のような具体的な強みとなって活きてきます。
特に、顧客対応の温度感や営業現場の流れを理解している点は、大きな強みです。人を支えることにやりがいを感じる方にとっては、営業経験を無駄にせず働き方を変えられるチャンスとなるでしょう。
インサイドセールス
インサイドセールスは、電話やオンライン商談を中心に営業活動を行う職種です。
電話を使うと聞くと、「また電話をかけ続けるだけの激務に戻るのではないか」という不安になる人もいるでしょう。しかし実際は、単なる確率論の電話かけではなく、データに基づいて動く戦略的な職種です。
【テレアポとインサイドセールスの違い】
- 従来のテレアポ
リストの上から順に電話し、確率論で新規アポイントを獲得する - インサイドセールス
データをもとに「今、最も購入角度の高い顧客」を狙って戦略的にアプローチする
外回りは減りますが、単なるテレアポ部隊ではありません。最近では「THE MODEL型」の営業組織が増えており、マーケティングやフィールドセールスと連携しながら、戦略的に顧客を育成する役割が求められています。
営業経験を活かしながら、体力的負担を抑えて働ける点は大きな魅力です。一方で、数字を追う側面は残るため、営業そのものが嫌という方には合わない場合もあります。
そのため、どんな営業なら納得感を持てるかを整理することが、転職成功への重要なポイントです。
なお、インサイドセールスに求められるスキルや向いている人については、以下の記事より詳しく解説しています。
関連記事:インサイドセールスとは? 特徴や必要なスキル、どんな人が向いているのかを解説!
また、先述した「THE MODEL」の仕組みや、新しい営業体制における具体的な役割について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご参考ください。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、導入後の顧客支援を行い、継続利用や成果創出を支える仕事です。
ただし、数字を追わなくてよさそうというイメージだけで選ぶのは、ミスマッチに繋がりかねません。近年のカスタマーサクセスは、アップセルや単価向上も重要な役割になっており、難易度が高まっています。
特にSaaS業界では、「あったら便利」なサービスを「なくてはならない存在」へ変える論理的な提案力が必要です。そのため、営業経験者として培った、次のような強みを活かせます。
- 顧客の本音を引き出すヒアリング力
- 課題に合わせて提案する力
- 継続的に関係構築する力
単に優しそうな仕事ではなく、課題解決力を活かしたい人向けの職種だと理解しておきましょう。
カスタマーサクセスの詳しい内容については、以下の記事より詳しく解説しています。
人事・採用担当
人事や採用担当は、人と話す仕事というだけではありません。本質的には、会社の成長に必要な人材を採用するという経営に近い仕事であるため、営業経験で培ったヒアリング力や提案力が活かせます。
営業経験者は、特に以下の力が評価されやすい傾向があります。
【営業経験が活かせるポイント】
- 顧客への提案経験
→商材の強みを伝える力を活かした、求職者への求人提案や企業の魅力付け - ヒアリング経験
→ 顧客の本音を引き出す力を活かした、求職者のキャリアの棚卸しや面接対策 - 数字を追った経験
→既存のヨミ管理や行動量のコントロールを活かした、採用目標(入社人数)の逆算管理
特に市場で評価されやすいのは、「採用は経営課題」という視点を持てる人材です。単に応募者の対応をするのではなく、事業成長のためにどんな人材が必要かを逆算して動ける人は重宝されます。
営業で培った相手視点で考える力は、人事でも大きな強みになるでしょう。
企画・マーケティング職
企画やマーケティング職に憧れる方は多いですが、名前だけで選ばないことが重要です。実際には、Webマーケティング職でも、営業色が強い業務を担当するケースは少なくありません。
営業とは異なるマーケターの実際の仕事内容は、以下の通りです。
本気でマーケターを目指すなら、まずはインサイドセールスで顧客理解や戦略的アプローチを学ぶことをおすすめします。経験を仕組みを作る力へ変えていくことが、キャリアアップのチャンスになります。
企画営業の仕事内容については、以下の記事より詳しく解説しています。
経理・総務などのバックオフィス職
経理や総務などのバックオフィス職は、会社全体を支える重要な役割です。
一見すると営業経験と関係ないように見えますが、社内調整や他部署との連携が多いため、コミュニケーション力は非常に重宝されます。
ただし、未経験から挑戦する場合は、専門知識を身につける努力も必要です。
【持っていると評価されやすい知識】
- 経理関連:簿記
- 総務関連:労務・法務知識
- 事務関連:Excel・PCスキル
営業経験に専門性を掛け合わせることで、あなたの市場価値はさらに高まるでしょう。
営業から内勤へ転職するメリット
営業から内勤への転職は、単に楽になるための選択ではありません。これまで培ってきた営業経験を活かしながら、働き方やキャリアの方向性を見直せる大きなチャンスになります。
主なメリットは、次の4つです。
ワークライフバランスを整えやすい 精神的な負担を減らしやすい ISやCSなど攻めの内勤への道が開ける 長期的なキャリアを考えやすい
特に近年は、インサイドセールスやカスタマーサクセスなど、攻めの内勤も増えています。営業経験を無駄にせず、自分らしいキャリアを築きたい方にとって、内勤転職は前向きな選択肢になっています。
ワークライフバランスを整えやすい
営業職は、顧客都合でスケジュールが変わりやすく、残業や休日対応が発生しやすい働き方です。そのため、もっと生活リズムを整えたいと感じ、内勤への転職を考える方は増えています。
将来を見据えて長く働き続けたい方にとって、働き方を整えられる点は大きなメリットです。
内勤職は、外回りや移動時間が減る分、業務スケジュールを管理しやすくなります。これまで仕事中心だった生活を見直し、自分の時間や家族との時間を確保しやすくなるでしょう。
精神的な負担を減らしやすい
営業職では、数字や目標に対するプレッシャーを強く感じる場面も少なくありません。
特に、毎月の目標達成に追われ続ける環境では、精神的に疲弊してしまう方も存在します。そのため、もっと落ち着いて働きたいと感じ、内勤への転職を考える人が増えています。
内勤職では、個人数字だけではなく、正確性やチームへの貢献が重視される仕事も多いです。業務に丁寧に向き合いやすくなることで、精神的な余裕を持てるケースもあります。
あなたがもし、常に数字に追われる働き方が苦しいと感じているなら、働く環境を変えることは決して逃げではありません。
ISやCSなど攻めの内勤への道が開ける
最近では、インサイドセールス(IS)やカスタマーサクセス(CS)など、営業経験を活かせる攻めの内勤が増えています。
【営業経験が活かせる攻めの内勤】
インサイドセールス(IS)→顧客育成・商談創出
カスタマーサクセス(CS)→導入後支援・継続利用促進
特にSaaS業界を中心に、「THE MODEL型」の営業組織が広がり、分業型で効率的に成果を出す働き方が注目されています。
これらの職種では、営業時代に培ったヒアリング力や課題解決力を活かすことが可能です。外回りを減らしながらも、顧客と向き合い、成果に貢献できます。
【IS・CSが向いているのはこんな人】
営業経験を無駄にしたくない 体力的負担を減らしたい 市場価値を高めたい 将来的に企画やマーケ職も目指したい
「営業経験を無駄にしたくない」「市場価値を高めたい」という方にとって、キャリアアップを目指せるチャンスです。
長期的なキャリアを考えやすい
内勤への転職は、将来を見据えてキャリアを再設計しやすい点も大きなメリットです。ただし、本当の安定とはひとつの会社に長く居続けることではありません。
今後は、AIに代替されにくい専門スキルや課題解決力を身につけられるかが重要になります。
【これから市場価値につながりやすいスキル】
営業経験で培った対人折衝力に、内勤で得られる専門性を掛け合わせることで、あなた自身のキャリアの選択肢はさらに広がります。
目先の働きやすさだけではなく、5年後も必要とされる自分を作る視点が重要です。
営業から内勤へ転職するデメリット
営業から内勤への転職には多くのメリットがありますが、良い面だけで判断してしまうと、転職後にギャップを感じる可能性があります。特に、給与体系や評価制度、業務内容は営業職と大きく異なるため、事前に理解しておくことが重要です。
主なデメリットは、次の4つです。
歩合がなくなるだけではなく給与還元に構造上の限界がある 成果が見えにくく評価に差を感じやすい ルーティンワークが多く感じる場合がある 未経験職種では最初に苦労しやすい
現実も理解したうえで転職を進めることが、後悔しないキャリア選択につながるでしょう。
歩合がなくなるだけではなく給与還元に構造上の限界がある
内勤職へ転職すると、営業時代のような歩合給がなくなるケースが多くあります。
ただし、年収が下がりやすい理由は、歩合がなくなるだけではありません。営業職と内勤職では、以下のように会社の中で求められている役割そのものが大きく異なり、給与に還元できる上限にも限界があります。
営業職と内勤職で評価されやすいポイントは違う
【営業職】
「売上を直接つくるポジション」
↓
成果が数字で見えやすく、歩合やインセンティブで還元されやすい
【内勤職】
「組織全体を支えるポジション」
↓
安定性や継続運営が重視され、給与は固定給中心になりやすい
多くの内勤職は、会社の利益を直接生み出す売上部門ではなく、組織を支える「コストセンター」として位置づけられる傾向があります。
そのため、転職では年収だけでなく、「働き方」「将来性」「納得感」など、何を優先したいのかを整理することが重要です。
成果が見えにくく評価に差を感じやすい
営業職は、売上や契約数など、成果が数字で見えやすい仕事です。
一方で、内勤職は「業務改善に貢献した」「周囲を支えた」といった定性的な評価が中心になるケースが多くあります。そのため、頑張っているのに評価されていないと感じる方も少なくありません。
だからこそ、内勤では成果を言語化する力が重要です。単に仕事をこなすだけではなく、どのように組織へ貢献したのかを自分で整理し、周囲へ伝える必要があります。
営業時代のように数字だけで評価されないからこそ、主体的にアピールする姿勢が、新しい環境では大きな武器になるでしょう。
ルーティンワークが多く感じる場合がある
内勤職では、定型業務や事務処理など、ルーティンワークが中心になる場合があります。毎日変化の多かった営業職から転職すると、刺激が少ないと感じるケースもあります。ただし、本当に注意すべきなのは、作業者になってしまうことです。
単純作業だけを繰り返していると、将来的にAIやシステムへ代替されるリスクも高まります。だからこそ、内勤でも「どう改善できるか」「もっと効率化できないか」を考える視点が重要です。
ルーティン業務の中でも、自分なりの付加価値を生み出せる人材こそ、長期的に市場価値を高めやすくなります。
未経験職種では最初に苦労しやすい
営業経験が豊富でも、未経験の内勤職へ転職すると、以下のように最初は戸惑う場面が少なくありません。
【営業職の当たり前が内勤職で直面する苦労】
「スピード感・行動量」の感覚で動くと…
・営業時代:多少の書類の粗さがあっても、とにかく早く手数を打つことが正義だった。
・内勤の現実:1マスのデータ入力ミス、1行の数字のズレも許されず、二重三重のチェックを求められて「作業スピードがガクンと落ちる」ことに焦る。
「臨機応変なその場のノリ」で動くと…
・営業時代:顧客の急な要望に合わせて、自分の裁量でスケジュールを柔軟に変えて突破できた。
・内勤の現実:社内のルールや他部署の「計画性」に沿ってカチッと動く必要があるため、突発的な行動が周りの迷惑になり「自分のペースで仕事が回せない」ことに戸惑う。
営業ではスピード感や行動量が重視される一方で、内勤では正確性や計画性が求められるため、仕事の進め方そのものが大きく変わります。重要なのは、営業経験をどう再現性のある強みに変えるかを整理することです。
SQiL Career Agentでは、成果だけではなく、「なぜ成果を出せたのか」「どう考えて行動したのか」を整理する独自の「PROOFメソッド」を用いて、再現性のある強みを言語化しています。
営業経験をただの過去にせず、次のキャリアで活かせる形へ変換することが、転職成功につながります。「PROOFメソッド」については、以下の記事より詳しく解説しています。
営業から内勤へ転職を成功させるコツ
営業から内勤への転職を成功させるためには、営業経験しかないと考えないことが重要です。実際には、営業で培った調整力や課題解決力は、内勤でも高く評価される場面が多くあります。
営業から内勤へ転職を成功させるコツは、主に次の6つです。
営業経験と内勤業務の共通点を整理する Excelなどの基本的なPCスキルを身につける 退職理由はポジティブに言い換える 転職理由と志望動機に一貫性を持たせる 入社後にやりたいことを具体的に伝える 営業職に強い転職エージェントを活用する
大切なのは、自分の経験を内勤で活かせる強みとして言語化することです。準備の質を高めることで、未経験職種でも転職成功を掴み取れる可能性は十分あります。
営業経験と内勤業務の共通点を整理する
営業から内勤へ転職する際は、営業経験がどう活かせるのかを整理することが重要です。営業と内勤は別職種に見えますが、実際は以下のように共通するスキルも多くあります。
特に内勤では、社内外との連携や先回りした対応が求められる場面も少なくありません。
「営業を辞めたい」ではなく、「営業経験を別の形で活かしたい」という視点で整理することが、面接でも大きな説得力につながります。
Excelなどの基本的なPCスキルを身につける
内勤職では、ExcelをはじめとしたPCスキルが求められるケースが多くあります。特に以下は、日常業務で使われやすい代表例です。
【未経験でも覚えておきたい基本スキル】
Excelでのデータ入力・表作成 SUM関数・IF関数・VLOOKUP関数 資料作成・メール対応 オンライン会議ツールの操作
面接では、「現時点で完璧にできるか」よりも、「自分で学ぼうとしているか」を見られることも多くあります。「未経験の職種へ挑戦することに少しでも不安」と感じる方にこそ、こうした丁寧な事前準備を進めることが、転職成功への大きな武器になります。
退職理由はポジティブに言い換える
面接では、「営業が辛かった」「ノルマが嫌だった」といった不満だけを伝えてしまうと、ネガティブな印象を与えやすくなります。だからこそ、退職理由は未来志向で伝えることが重要です。
面接官が不安になる伝え方
【退職理由】 「数字に追われる働き方が辛かった」
(※面接官の本音:また環境が変わったら辞めてしまうのでは…)
面接官が納得しやすい伝え方 【退職理由】
「営業経験で培った顧客理解力を活かしながら、組織全体を支える立場にも挑戦したいと考えた」
(※面接官の本音:キャリアの方向性が整理されていて納得感がある)
採用側が見ているのは、不満から逃げたい人ではなく、次の環境で活躍したい人です。
あなた自身の強みや価値観と結びつけて伝えることが、内定へ近づく大きなポイントになります。
転職理由と志望動機に一貫性を持たせる
転職理由と志望動機にズレがあると、面接官は違和感を覚えやすくなります。
例えば、数字を追う働き方を変えたいと話しながら、成果主義が強い企業を志望していると、一貫性がなく見えてしまいます。そのため、以下のように「なぜ内勤へ転職したいのか」を整理することが重要です。
面接官が違和感を覚える「ズレ」の具体例
【転職理由】
「プレッシャーが強く、数字のみを追う働き方を変えたい」
↓ なぜか
【志望動機】
「成果主義が強く、自分の成果次第で稼げる環境に魅力を感じました」
(※面接官の本音:話の一貫性がなく、自社の仕事内容を本当に理解しているのだろうか...)
面接官が納得する「一貫性」の具体例
【転職理由】
「プレッシャーが強く、数字のみを追う働き方を見直したい」
↓ だからこそ
【志望動機】
「営業現場で培った顧客の課題把握力を活かし、社内メンバーや仕組みを能動的に支える内勤職として、腰を据えて組織に貢献したい」
(※面接官の本音:過去の経験を踏まえたキャリア選択として非常に筋が通っており、信頼できる)
特に営業経験者は、営業で感じた課題と次に挑戦したいことをつなげて伝えると説得力が増します。あなた自身の経験から生まれた想いが、応募先の仕事と結びついている状態こそ、面接官に納得感を与えるでしょう。
とはいえ、「転職理由と志望動機をどうつなげればいいか分からない」「営業経験をどう強みに変換すればいいか不安」という方も少なくありません。
そんな方には、営業職特化の職務経歴書テンプレートを活用するのがおすすめです。53種類の営業職パターン別に作られているため、自分の経験に近い事例を参考にしながら、面接官が納得しやすい一貫した書類をスムーズに作成できます。
入社後にやりたいことを具体的に伝える
未経験職種への転職では、入社後にどう活躍したいかを具体的に伝えることが重要です。
単に事務をやりたいだけではなく、営業経験を活かしてどのように貢献したいかまで言語化できると、採用側も活躍イメージを持ちやすくなります。
【採用側がイメージしやすい伝え方】
- 営業が動きやすいよう、先回りしてサポートしたい
- 現場目線で業務改善にも取り組みたい
- 顧客対応経験を活かし、社内外の連携を円滑にしたい
- 将来的には仕組みづくりにも挑戦したい
特に営業経験者は、「現場を理解している強み」があります。内勤になりたいではなく、入社後に何を実現したいかまで考えることが、転職成功を掴み取るポイントです。
営業職に強い転職エージェントを活用する
営業から未経験の内勤職へ転職する場合、一人だけで進めるのは簡単ではありません。特に難しいのが、「営業経験をどう評価してもらうか」です。
【実際によくあるケース】
一次面接 「コミュニケーション力が高く好印象」
↓ しかし…
役員面接 「未経験だから難しいかもしれない」
このように、営業経験の伝え方次第で結果が変わることも少なくありません。ここで頼りになるのが、転職エージェントです。
実際にSQiL Career Agentの事例として、一次面接では高評価だったものの、役員面接で未経験だから難しいと判断されかけた方が、エージェントの強い推薦によって逆転内定を獲得できました。
SQiL Career Agentでは、営業経験を再現性のある強みとして言語化し、企業へ伝える支援を行っています。「自分の経験で本当に転職できるのか不安」という方ほど、プロの力を活用することが大きなチャンスになるでしょう。
営業職に強い転職エージェントはこちらの記事も参考にしてください。
関連記事:営業のおすすめ転職エージェント15選!選び方や活用方法なども詳しく解説
営業から内勤への転職でよくある質問
営業から内勤への転職を考え始めると、「未経験でも本当に転職できるのか」「年収はどれくらい変わるのか」など、多くの不安を感じる方が増えます。特に、これまで営業を専門にキャリアを築いてこられた方ほど、自分のスキルが通用するのかと悩むのは自然なことです。
ここでは、以下の質問に回答していきます。
営業から未経験で内勤へ転職できますか? 営業から事務職へ転職すると年収は下がりますか? 営業経験が評価されやすい内勤職はなんですか? 営業から内勤へ転職するおすすめのタイミングはいつですか?
現実を知ったうえで準備を進め、営業経験を活かしたキャリアチェンジを実現してください。
営業から未経験で内勤へ転職できますか?
営業から未経験で内勤へ転職することは可能ですが、年代によって難易度は大きく変わります。
特に20代は、ポテンシャル採用の枠が比較的多く、これから育てる前提で採用されるケースもあります。一方で、30代以降になると、なぜその経験が内勤で活かせるのかを論理的に説明できるかが重要です。
特に30代以降は、「単に営業が辛いから」という理由だけでは選考通過が難しくなる傾向があります。営業で培った調整力や課題解決力など、ポータブルスキルをどう転用できるかを整理することが重要です。
営業から事務職へ転職すると年収は下がりますか?
営業から事務職へ転職する場合、年収が下がるケースは少なくありません。
特に営業職は、インセンティブや歩合によって収入が増えやすい一方、事務職は固定給中心の給与体系が多いためです。また、事務職は会社を支えるコストセンターとして位置づけられることも多く、給与還元の構造上、上限が出やすい傾向があります。
ただし、その代わりに働き方が安定しやすいというメリットもあります。「年収を優先したいのか」「働き方や将来性を重視したいのか」を整理することが重要です。
営業経験が評価されやすい内勤職はなんですか?
営業経験が評価されやすい内勤職としては、インサイドセールス(IS)、カスタマーサクセス(CS)、採用担当などがあります。
これらの職種では、顧客の悩みを理解する力や相手と折衝する力がそのまま活かしやすいためです。特に、顧客対応の最前線を知っている内勤は、市場でも高く評価される傾向があります。
例えば、ISでは顧客課題を整理しながら商談機会を作る力が求められ、CSでは顧客の成功を支援するための提案力が必要です。
営業経験を単なる売る仕事と捉えるのではなく、顧客理解力として整理することが、キャリアの可能性を広げる大きなチャンスになります。
営業から内勤へ転職するおすすめのタイミングはいつですか?
営業から内勤へ転職するタイミングは、「仕事が辛い」と感情的になった時ではなく、「今の環境では根本的に解決できない」と気づいた時が理想です。
例えば、ノルマの厳しさや働き方の問題が、自分の努力だけでは改善できない会社の構造的課題だと感じた時は、転職を考えるサインになり得ます。
また、未経験転職は年齢が上がるほど難易度が高くなる傾向があります。まだ大丈夫と先延ばしにするのではなく、少しでも違和感を感じた段階で情報収集を始めることが重要です。
まとめ
営業から内勤への転職は、働き方を整えたい方や、営業経験を別の形で活かしたい方にとって前向きな選択肢です。ただし、年収が下がる可能性や評価基準の変化、未経験職種ならではの難しさもあるため、勢いだけで転職を決めるのは避ける必要があります。
本記事で紹介した内勤職の種類・メリット・デメリット・転職成功のコツを参考にしながら、あなたの営業経験をどのように活かせるかを整理してみてください。
SQiL Career Agentでは、営業経験を再現性のある強みとして言語化し、あなたに合ったキャリア選択をサポートしています。営業から内勤への転職に不安がある方は、まずはこちらからSQiL Career Agentにご相談ください。
\ 簡単20秒!2STEPで完了 /


