【例文付き】SaaS営業の自己PRの書き方を解説!評価される強みや作成手順も紹介

「どのような強みを伝えれば、SaaS営業で評価されるのだろう」
「SaaS未経験でも、これまでの営業や接客経験を自己PRに活かせるのかな」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
SaaS営業の自己PRでは、「人と話すことが好き」「ITやSaaSに興味がある」と伝えるだけでは十分ではありません。
採用担当者に自分の強みを伝えるには、これまでどのような課題に向き合い、何を考えて行動し、どのような成果につなげたのかまで具体的に示すことが大切です。その強みを応募先でも再現できる理由まで伝えることで、入社後の活躍をイメージしてもらえるでしょう。
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この記事では、法人営業13年、キャリアアドバイザー歴10年、累計4,000名以上のキャリア支援実績を持つSQiL Career Agent事業責任者の武の知見を交え、SaaS営業の自己PRで評価される6つの強みや、職種・経験別の例文を解説します。
面接で避けたいNG例や深掘りされた際の考え方も紹介しますので、自分の経験を応募先で活かせる強みとして伝える参考にしてください。
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SQiL Career Agentでは、これまで書類選考で苦戦していた方が、自分の営業経験からSaaS企業で活かせる強みを理解し、上場SaaS企業への内定につなげた事例もあります。SaaS転職でどのように経験を伝えたのか詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
関連記事:書類落ち90%から2ヶ月で上場SaaS内定!営業の転職成功事例
SaaS営業の自己PRで採用担当者に評価される6つの強み
SaaS営業の自己PRでは、売上実績や表彰歴だけでなく、顧客への向き合い方や営業活動で工夫したこともアピール材料になります。
とくに、自己PRで伝えたい強みは次の6つです。
顧客の潜在的な悩みを見つける「課題発見力」 顧客のニーズに合った解決策を考える「提案力」 契約後の活用や成果まで支援する「伴走力」 目標から逆算して行動する「目標達成力」 数値やデータをもとに営業活動を「改善する力」 関係者や決裁者を巻き込み商談を進める「合意形成力」
目立った営業実績がない場合でも、顧客への提案や日々の改善行動などを具体的に伝えることが大切です。自分の営業経験を振り返り、応募する仕事とつながる強みを選んで自己PRを作りましょう。
顧客の潜在的な悩みを見つける「課題発見力」
SaaS営業の自己PRでは、顧客が言葉にしている要望だけでなく、その背景にある課題まで捉えた経験を伝えましょう。
NG例では「丁寧に話を聞いた」という姿勢しか伝わりません。一方、OK例では「要望を聞く→背景を深掘りする→本当の課題を見つける→提案を変える」という行動まで示しています。
課題発見力をアピールする際は、「何を聞いたか」だけでなく、「何に気づき、その後の行動をどう変えたか」まで伝えることがポイントです。
顧客のニーズに合った解決策を考える「提案力」
顧客の状況に合わせて解決策を考えた経験は、SaaS営業の自己PRで伝えたい強みのひとつです。
たとえば、顧客から聞いた課題をもとに、複数の商品やプランの中から適したものを選んで提案した経験や、当初の要望とは異なる方法でも課題を解決できると考えて提案内容を変えた経験があれば、具体的に伝えましょう。
OK例では、顧客から最初に聞いた要望と、ヒアリングで見つけた課題、その課題を踏まえて提案をどう変えたのかまで伝えています。SaaS営業でも、顧客の要望をそのまま受け取るのではなく、背景にある課題を捉えて提案することが重要です。
契約後の活用や成果まで支援する「伴走力」
契約や購入の後まで顧客を継続して支援した経験も、SaaS営業の自己PRに活かせます。
SaaS営業では、契約を獲得して終わりではなく、顧客に長く利用してもらうための関わりも重要です。そのため、販売後のフォローや継続的な顧客対応を経験している場合は、伴走力として伝えられます。
「継続的にフォローした」だけでは、自分が何をしたのかが十分に伝わりません。いつ、何を確認し、その内容をどのような支援につなげたのかまで示すことで、伴走力として説得力を持たせられます。
目標から逆算して行動する「目標達成力」
目標達成力を自己PRにする場合は、最終的な実績だけでなく、目標に向けて行動を続けた過程を伝えることが大切です。
目立った売上実績や表彰歴がなくても、目標達成に向けてどのような計画を立て、行動を継続したのかは伝えられます。
目標達成力では、「頑張った」「諦めなかった」という姿勢だけでなく、目標と現状の差をどう捉え、何を実行したのかを伝えることがポイントです。
数値やデータをもとに営業活動を「改善する力」
営業活動の数値や結果を振り返り、自分の行動を変えた経験も自己PRに活用できます。
自己PRでは、「改善を繰り返しました」と抽象的に書くのではなく、どの数値や結果を確認し、何を課題だと考えたのかを具体的に示しましょう。
「分析した」「PDCAを回した」という言葉だけでは、自分が何を改善したのかが見えません。「確認した結果→見つけた課題→変えた行動→変更後の結果」まで伝えることで、改善力の根拠になります。
関係者や決裁者を巻き込み商談を進める「合意形成力」
複数の関係者の意見を調整しながら物事を進めた経験は、合意形成力として自己PRできます。
「多くの関係者と調整した」という事実だけでは、合意形成における自分の役割が見えません。誰が関わっていたのか、どのような懸念があったのか、自分が何を変えたのかまで具体的に伝えましょう。
【職種別】SaaS営業の自己PRの例文
SaaS営業は職種ごとに役割が異なるため、応募先に合わせて伝わる自己PRを作ることが大切です。
とくに、次の3職種では評価される強みに違いがあります。
- インサイドセールスの場合
- フィールドセールスの場合
- カスタマーサクセスの場合
自分の強みを一方的に伝えるのではなく、応募する職種で「どのように活かせるのか」まで踏まえて伝えましょう。
自己PRで何を伝えればよいか迷っている方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
関連記事:自己PRに悩む人に送る!自分の強みを見つける3つのポイント
インサイドセールスの場合
インサイドセールスでは、アポイントを獲得した件数だけでなく、その後の商談につながる情報をどこまで引き出し、フィールドセールスへつないだのかを自己PRで伝えましょう。
この例文のように、インサイドセールスの自己PRでは次の順番で伝えると、自分の強みが伝わります。
どのような顧客と接点を持っていたのか 短い会話のなかで何を確認する必要があると考えたのか どのような質問で課題やニーズを聞き出したのか 得た情報をフィールドセールスへどう共有したのか その行動が次の商談にどうつながったのか
たとえば、「コミュニケーション力があります」だけでは、インサイドセールスとしてどのように成果へ貢献できるのかは伝わりません。顧客から必要な情報を引き出し、次の担当者が動きやすい状態をつくったところまで伝えることで、組織全体の成果を考えて行動できることを伝えられます。
とくにThe Model型の営業組織では、インサイドセールスだけで営業活動が完結するわけではありません。自分が獲得した商談件数だけでなく、その後の受注につながる情報をどこまで確認し、次の担当者へ渡したのかも自己PRの材料になります。
インサイドセールスのキャリアパスや志望動機、職務経歴書の作り方まで詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
関連記事:インサイドセールス特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き
フィールドセールスの場合
フィールドセールスでは、「顧客と信頼関係を築いた」と伝えるだけでなく、商談に関わる担当者や決裁者の懸念を把握し、合意形成に向けて何をしたのかまで示しましょう。
この例文のように、フィールドセールスでは次の内容を順番に伝えることがポイントです。
どのような顧客・商談を担当していたのか 商談に誰が関わっていたのか それぞれが何を懸念していると考えたのか 相手に合わせて提案や説明をどう変えたのか その結果、商談をどのように前へ進められたのか
「関係者と調整しました」「丁寧に説明しました」だけでは、自分が商談で果たした役割が見えません。誰に何を確認し、相手ごとの懸念に対して何を変えたのかまで伝えることで、合意形成力の根拠になります。
フィールドセールスのキャリアパスや転職先別の志望動機、職務経歴書の作り方まで詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
関連記事:フィールドセールス特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き
カスタマーサクセスの場合
カスタマーサクセスでは、「顧客に寄り添った」という姿勢だけでなく、契約後の利用状況や課題を把握し、顧客がサービスを活用できる状態にするために何をしたのかまで伝えましょう。
この例文のように、カスタマーサクセスでは次の内容を伝えると、単なる「傾聴力」との違いを生み出せます。
どのような顧客を支援していたのか 契約後・購入後にどのような状況を確認したのか 顧客の利用状況から何を課題だと考えたのか 課題に合わせて支援内容をどう変えたのか 顧客の利用継続や成果にどうつなげたのか
「顧客の話を丁寧に聞きました」「継続的にフォローしました」だけでは、自分がどのような価値を提供したのかが伝わりません。確認した利用状況や課題をもとに支援方法を変えたところまで示すことで、顧客の成果を考えて伴走できることを伝えられます。
カスタマーサクセスのキャリアパスや転職先別の志望動機、職務経歴書の作り方まで詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
関連記事:カスタマーサクセス特化のキャリアパス完全ガイド|転職先別の志望動機例文と職務経歴書テンプレート付き
【経験別】SaaS営業の自己PRの例文
SaaS営業の自己PRでは、これまでの経験をそのまま並べるのではなく、応募先でも活かせる強みとして伝えることが大切です。
経験別に意識したいポイントは次のとおりです。
SaaS営業で受注実績がある場合 法人営業で課題解決力を培った場合 個人営業で営業活動を改善して目標を達成した場合 接客・販売で傾聴力を培った場合 顧客に伴走した経験がある場合
営業職の自己PRについて、強みの選び方や作成時の注意点まで確認したい方はこちらの記事もご覧ください。
関連記事:営業職の自己PRの例文13選|自己PR作成のコツや注意点も解説
SaaS営業で受注実績がある場合
SaaS営業の経験者は、「受注件数が多い」「目標を達成した」と成果だけを伝えるのではなく、その成果を生み出すために自分が何をしたのかまで伝えましょう。
この例文のように、次の内容を順番に伝えることがポイントです。
受注につながった成果 成果を出すうえで課題となっていたこと 自分が工夫したヒアリングや営業活動 他の営業担当者やチームへつないだ行動 応募先でも活かせる強み
自分の数字だけではなく、営業組織全体の成果を見据えて行動した経験まで伝えることで、SaaS営業への理解も示しやすくなります。
法人営業で課題解決力を培った場合
法人営業の経験者は、「課題解決力があります」と伝えるのではなく、顧客の要望から本当の課題をどう捉え、提案へ反映したのかを伝えましょう。
「顧客と信頼関係を築いた」「わかりやすく説明した」といった内容では、自分が商談をどのように前へ進めたのかが十分に伝わりません。
法人営業の経験を自己PRにする際は、次の順番で伝えると課題解決力が伝わります。
顧客から最初にどのような要望を受けたのか なぜその要望が出ているのかをどう確認したのか ヒアリングによって何を課題だと考えたのか 課題を踏まえて提案をどう変えたのか その結果、顧客や商談にどのような変化があったのか
商談の難易度だけを強調するのではなく、その状況で自分が何を考えて動いたのかまで説明しましょう。
個人営業で営業活動を改善して目標を達成した場合
個人営業の経験者は、「目標達成力があります」と結果だけを伝えるのではなく、目標と現状の差をどのように捉え、行動を変えたのかまで伝えましょう。
成果が思うように出ない状況でも、自分の行動を振り返り、改善を繰り返した経験は強みになります。個人営業の改善経験を伝える際は、次の5点を盛り込みましょう。
どのような目標を追っていたのか 目標に対して何が不足していたのか どの営業結果から課題を見つけたのか 課題に対して何を変えたのか 行動を変えた結果、何が変わったのか
「PDCAを回しました」「改善を続けました」という言葉だけでは、自分の営業力は伝わりません。見ていた数字と、そこから考えた課題、実際に変えた行動まで伝えることが重要です。
接客・販売で傾聴力を培った場合
接客・販売からSaaS営業を目指す場合は、「人と話すことが得意」「傾聴力があります」ではなく、会話から顧客自身も気づいていないニーズをどう見つけたのかを伝えましょう。
単に「人と話すことが得意」「丁寧な接客を心がけた」と伝えるだけでは、営業でどのように活かせるのかが見えにくいです。
以下のように、会話そのものではなく、聞いた内容をどのような対応につなげたのかまで伝えましょう。
顧客の話を聞く 言葉の背景にある悩みを考える 本当に求めていることを確認する 状況に合わせて対応する
接客経験で評価されるのは、単に「話を丁寧に聞けること」ではありません。聞いた内容から相手のニーズを考え、次の行動へつなげた経験まで伝えることがポイントです。
顧客に伴走した経験がある場合
購入後や契約後まで顧客を支援した経験がある方は、「顧客に寄り添えます」と伝えるのではなく、顧客の状況に合わせて支援をどう変えたのかまで伝えましょう。
カスタマーサポートの場合は、顧客の成果が出るまで継続して関わる姿勢を伝えることが重要です。
購入・契約後も顧客へ継続して連絡した 利用状況や困りごとを確認した 顧客の状況に合わせて必要な対応を考えた 継続的なフォローによって関係を築いた
「継続的にフォローしました」だけでは、伴走力の中身は伝わりません。顧客の状態を確認し、その情報をもとに自分の対応を変えた経験まで伝えることで、SaaS営業でも再現できる強みになります。
例文を参考にする際は、文章をそのまま使うのではなく、自分の経験から成果につながった行動を見つけることが大切です。同じ提案力でも、担当した顧客や課題、考えたこと、取った行動は人によって異なります。
なお、「実績はあるのに、自己PRにするとありきたりになる」「自分のどの経験を強みにすればよいかわからない」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
アドバイザーがSales PRO-FIT™の営業分類やスキル分析を活用し、これまでの成果だけでなく、その成果につながった経験や行動を捉えます。その強みが応募するSaaS営業でどう活かせるかまで一緒に考え、採用担当者に伝わる自己PRへつなげます。
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SaaS営業の自己PRを作成する5つの手順
SaaS営業の自己PRは、自分の強みを思いつくまま並べるのではなく、応募先で求められる役割から逆算して作成することが大切です。
自己PRは、次の5つの手順で作成しましょう。
応募先の仕事内容や求める人物像を確認する SaaS営業に活かせる強みをひとつに絞る 強みを発揮した状況と行動を具体的に整理する 売上や達成率などの数値を使って成果を示す 入社後に強みを再現できる理由を伝える
上記の順番に整理すれば、「私の強みは提案力です」といった抽象的な自己PRではなく、経験に裏づけられた内容へ仕上げられます。
1.応募先の仕事内容や求める人物像を確認する
自己PRを作る前に、応募先の仕事内容や求める人物像を確認しましょう。
同じSaaS営業でも、顧客と関わる場面や担当する役割によって、求められる能力は異なります。内勤で顧客との接点を作る仕事と、商談を担当する仕事では、自己PRで強調したい経験も変わります。
募集要項や企業の情報を確認し、自分がアピールしたい強みと、企業側が求めている役割がつながっているかを見てください。
【自己PRを作る前に確認したいこと】
応募する仕事では何を担当するのか どのようなスキルが求められているのか どのような人物像が示されているのか 自分の経験のなかで共通する部分はあるか
たとえば、フィールドセールス求人へ応募する場合、「コミュニケーション力」よりも、「顧客の課題を深掘りして提案へつなげた経験」のほうが仕事内容との接点を伝えられます。
自分がアピールしたい強みから考えるのではなく、「この仕事では何をするのか」から逆算し、自分の経験との共通点を探しましょう。
2.SaaS営業に活かせる強みをひとつに絞る
自己PRでは、複数の強みを詰め込むのではなく、SaaS営業に活かせる強みをひとつに絞りましょう。
「提案力もあります」「傾聴力もあります」と多くの強みを並べるほど、採用担当者から見て何を一番伝えたいのかわかりにくくなります。そのため、自分が得意だと思っていることだけでなく、実際の経験から他社でも再現できるスキルを見つけることが重要です。
とはいえ、「成果は出してきたものの、何が自分の強みなのか言語化が難しい」という方もいるでしょう。
Sales PRO-FIT™では、営業スキルを124分類した独自の可視化ノウハウをもとに、これまでの経験から自分の強みや他社でも活かせるスキルを可視化できます。自己PRの軸となる営業経験を棚卸ししたい方は、まず自分の強みを確認してみてください。
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3.強みを発揮した状況と行動を具体的に整理する
強みを決めたら、その力を実際に発揮した状況と行動を振り返ります。
「提案力があります」「改善する力があります」と伝えるだけでは、その強みを裏づける経験が見えません。過去にどのような問題や課題があり、それに対して何を考えて行動したのかまで具体的に書き出しましょう。
特別な表彰歴や珍しいエピソードである必要はありません。日々の仕事のなかで、成果を出すために工夫したことや、失敗を受けて行動を変えた経験も自己PRに活用できます。
成果から自己PRを考えるのではなく、「自分がいなければ、結果はどう違っていたか」という視点で行動を振り返ると、自分が成果へ与えた影響を見つけやすくなります。
4.売上や達成率などの数値を使って成果を示す
自己PRの説得力を高めるには、売上や達成率などの数値を使って成果を示すことも大切です。KGIとKPIの構造を意識しながら、当時の状況・課題・施策・結果までつなげて伝えましょう。
自己PRを作る際は、次の流れで振り返ると経験をまとめやすくなります。
このように数字を使うと、採用担当者からは「目標を達成した人」ではなく、「数字から課題を見つけ、自分の行動を変えて成果につなげた人」として評価されます。
営業実績をKGI・KPIや課題、施策まで掘り下げ、面接で再現性を伝える方法を詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
関連記事:営業職の面接で実績を伝える「PROOFメソッド™」完全ガイド|内定を勝ち取る6ステップ
5.入社後に強みを再現できる理由を伝える
自己PRの最後には、これまで発揮してきた強みを応募先でもどのように活かせるのかを伝えましょう。
過去に成果を出した経験があっても、その経験が応募先の仕事とつながっていなければ、採用後はどのような活躍が期待できるのかを判断できません。「以前の仕事で何をしたのか」だけで終わらせず、そのとき発揮した強みが応募するSaaS営業の業務でも活かせる理由まで伝えることが大切です。
ここまで紹介してきた1〜5の手順を踏まえると、自己PRは次のように仕上げられます。
この例では、「課題発見力があります」と能力名を伝えるだけではなく、誰に対して何を考え、どう行動したのかを説明しています。最後に応募先の仕事内容との共通点までつなげることで、「なぜ入社後もその強みを発揮できるのか」まで伝えられます。
「実績は説明できても、SaaS営業でどう再現できるのかわからない」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。平均10.6回の面談を通して、これまでの営業経験や成果までのプロセスを振り返りながら、応募先で活かせる強みや面接での伝え方まで一緒に考えます。
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SaaS営業の自己PRで避けたいNG例
SaaS営業の自己PRでは、強みや意欲を伝えるだけでなく、「その強みをどのように発揮してきたのか」まで具体的に伝えることが大切です。
とくに、次のような自己PRは、応募先で活躍できる根拠が伝わりにくくなります。
「人と話すことが好き」という内容だけで終わっている ITやSaaSへの興味だけをアピールしている 強みを裏づける具体的な行動や成果がない 複数の強みを盛り込みすぎて要点が伝わらない 応募する職種やサービスと関係のない強みを伝えている 入社後にどのように貢献するかが書かれていない
それぞれのNG例について、どのように見直せばよいのか詳しく解説します。
「人と話すことが好き」という内容だけで終わっている
「人と話すことが好き」という内容だけでは、SaaS営業で活かせる強みとして十分に伝わりません。
営業で求められるのは、会話そのものを楽しめることではなく、相手の話から課題やニーズを捉え、必要な提案や対応につなげることです。そのため、「人と話すことが好き」という性格の説明ではなく、顧客との会話でどのような工夫をしてきたのかまで具体的に答えましょう。
OK例では、「話すことが好き」という性格ではなく、「何を聞いたのか」「聞いた内容をどう提案につなげたのか」まで伝えています。コミュニケーション力をアピールする場合も、会話そのものではなく、営業活動のなかでどのように発揮したのかまで伝えることがポイントです。
ITやSaaSへの興味だけをアピールしている
ITやSaaSへの興味だけを自己PRの中心にすると、営業として活躍できる根拠が伝わりません。
業界への関心は応募するきっかけにはなりますが、自己PRでは、これまでの経験からどのような強みを培ってきたのかを伝えることが重要です。興味や関心を伝える場合も、それだけで終わらせず、自分の行動や実務経験につなげましょう。
このように、応募先で求められる仕事と、自分がこれまで経験してきたことをつなげて伝えることが大切です。
強みを裏づける具体的な行動や成果がない
自己PRで強みを伝える際は、その根拠となる行動や成果を必ずセットで示しましょう。
「提案力があります」「課題解決力があります」と主張するだけでは、採用担当者は実際にどのような場面で強みを発揮したのか判断できません。目立った売上実績や表彰歴がなくても、日々の業務で工夫したことや、営業方法を改善した経験は自己PRに活用できます。
「課題解決力」という言葉そのものよりも、顧客が何に困っており、自分が何を考えて行動したのかを具体的に伝えましょう。成果がある場合は、行動によって売上や受注率などがどう変わったのかまで加えると、より説得力が増します。
複数の強みを盛り込みすぎて要点が伝わらない
自己PRでは、多くの強みを伝えるよりも、応募先で活かせる強みをひとつに絞ったほうが印象に残りやすくなります。
複数の能力を並べると、採用担当者から見て「この人の一番の強みは何か」とわかりにくくなります。応募先の仕事内容や求める人物像を確認したうえで、もっとも関連性が高い強みを選びましょう。
OK例では、課題発見力という1つの強みに絞り、その根拠となる行動まで伝えています。「提案力もある」「行動力もある」と広げるのではなく、応募先で最も活かせる強みを1つ選び、その強みが伝わる経験を詳しく書きましょう。
応募する職種やサービスと関係のない強みを伝えている
自己PRで伝える強みは、自分がもっとも自信を持っているものではなく、応募先の仕事内容で活かせるものを選びましょう。
SaaS営業でも、顧客との接点を作る役割、商談を進める役割、契約後の活用を支援する役割では、求められる強みが異なります。応募する仕事とのつながりが見えなければ、採用担当者は入社後の活躍をイメージできません。
このように、応募するSaaS営業の仕事内容とつながる経験を優先して伝えることがポイントです。
求人票に「顧客課題のヒアリング」「複数部署との商談」「導入後の活用支援」などと書かれていれば、自分にも似た経験がないか確認してみましょう。
入社後にどのように貢献するかが書かれていない
SaaS営業の自己PRでは、過去の経験や実績を伝えるだけで終わらず、その強みを入社後にどう再現できるのかまで説明しましょう。
「経験を活かして貢献したい」「入社後も頑張りたい」といった意欲だけでは、採用担当者が実際の活躍をイメージできません。IT営業、とくにSaaS営業の自己PRでは、過去に成果につながった行動と、応募先で担当する仕事の共通点まで伝えることがポイントです。
OK例では、「頑張りたい」という意欲だけではなく、前職で取ってきた行動と応募先で求められる行動をつなげています。自己PRの最後では、「自分にはこの強みがあります」で終わらせず、その強みを応募先のどの仕事で活かせるのかまで伝えましょう。
「営業経験をうまく自己PRに落とし込めない」「入社後の活躍までロジカルにつなげられない」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。これまでどのような課題に向き合い、何を考えて行動し、成果につなげてきたのかを振り返りながら、応募先でも再現できる強みとして伝えられるようサポートします。
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SaaS営業の自己PRに関するよくある質問
SaaS営業の自己PRを作る際は、「内容がありきたりになる」「面接で深掘りされたときに答えられるか不安」と悩む方もいるでしょう。
ここでは、次のよくある質問について解説します。
- 自己PRがありきたりになってしまう場合は?
- 面接で自己PRを深掘りされたときは?
自己PRを書類として完成させるだけでなく、面接でも自分の言葉で説明できる状態まで準備しておくことが大切です。
自己PRがありきたりになってしまう場合は?
自己PRがありきたりになる場合は、「コミュニケーション力」「提案力」といった言葉そのものを変えるのではなく、その強みをどのような場面で発揮したのかまで具体的に伝えましょう。
同じ提案力でも、どのような顧客に対して何を考え、どのように提案内容を変えたのかは人によって異なります。強みの名前で差をつけるのではなく、自分が実際に取った行動まで伝えることで、自分ならではの自己PRになります。
自己PRで差をつけるために、無理に珍しい強みを探す必要はありません。同じ提案力や課題解決力でも、どのような顧客に対して、何を考え、どう行動したのかまで伝えれば、その人ならではの自己PRになります。
SQiL Career Agentでは、平均10.6回の面談を通して、これまでの営業経験や成果につながった行動を振り返り、自分では気づきにくい強みや、応募先で活かせる経験を一緒に見つけます。「どの経験を深掘りすれば自己PRになるのかわからない」と悩む方は、お気軽にご相談ください。
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面接で自己PRを深掘りされたときは?
面接で自己PRを深掘りされた際は、書類に書いた成果だけを繰り返すのではなく、「なぜその行動を取ったのか」「成果につながるまでに何を工夫したのか」まで自分の言葉で答えましょう。
採用担当者から質問された際に困らないよう、自己PRに書いた経験について次の内容まで話せるようにしておくことが大切です。
その強みを発揮したとき、どのような状況だったのか 当時、何が課題だと考えたのか なぜその行動を取ろうと考えたのか うまくいかなかったときに何を変えたのか 自分の行動がどのような成果につながったのか 同じ強みをSaaS営業のどの場面で活かせるのか
たとえば、「営業方法を改善して成果につなげた」と自己PRに書いた場合は、「どの数字を見て改善が必要だと考えたのか」「なぜその方法を変えたのか」まで答えられるようにしておきます。
最初に試した方法で成果が出なかったのであれば、「何がうまくいっていないと考えたのか」「次に何を変えたのか」も伝えられると、その人自身が考えて行動したことが伝わります。
まとめ
SaaS営業の自己PRで大切なのは、実績の大きさよりも「自分がどのように考え、行動し、成果につなげたのか」を伝えることです。華やかな受賞歴がなくても、顧客の課題を深掘りした経験や、提案方法を工夫した経験、数字を振り返って営業活動を改善した経験は十分な強みになります。
まずは応募先の仕事内容を確認し、その仕事で求められる強みと、自分の経験が重なる部分を探してみましょう。強みは、提案力や課題発見力と何個も並べるのではなく、応募先で活かせるものを1つに絞ります。
そのうえで、「どのような顧客に対して、何を考え、どう行動し、何につながったのか」まで伝えることがポイントです。最後に、同じ行動を応募先の仕事でも活かせる理由まで加えると、入社後の活躍をイメージしてもらいやすくなります。
「実績はあるのに、自己PRにするとありきたりになる」「自分のどの経験がSaaS企業で評価されるのかわからない」という方は、SQiL Career Agentへご相談ください。
アドバイザーがSales PRO-FIT™の営業分類やスキル分析を活用し、これまでの成果につながった経験や行動を振り返ります。その強みが応募するSaaS営業でどう活かせるかまで一緒に考え、採用担当者に伝わる自己PRへつなげます。
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